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道路・交通

2018年9月 4日 (火)

2018 IndyCarシリーズ第14戦 @Pocono Raceway観戦!

Pocono1

2018/8/18-19にPocono Racewayで開催されたインディカーレースを観戦してきました。

今年は出張が多くてなかなか土日をゆっくり過ごせなかった団長ですが、アパートから30分のポコノで開催されるレースを見過ごすことはできません。 この日のために金曜日に出張から帰り、月曜には朝4時起きでまた別の出張に出ると言うスケジュールの合間を縫って、無事に観戦することができました。






Pocono2

IndyCarシリーズは米国の最高峰レースであるにも関わらず、選手/チームとファンの垣根がとても低いことでも知られていますが、今回$25のピットパスを購入してそれを実感。

プラクティス前にスタッフと打ち合わせる佐藤琢磨選手をこんなに近くで見ることができるんですよ! ちなみにほぼ手ぶらで観戦した団長、これらの写真は全てiPhoneでの撮影で、望遠レンズなどは使っていません。 いかに選手との距離が近いかがよくわかりますね。






Pocono3

かっけぇ~! 距離が近いとよりカッコよく見えますね。






Pocono4

iPhoneケースにサインももらっちゃったし!






Pocono5

こちらはレースファンで知らない人はいない位有名な、まっちゃんこと松本カメラマン。

軽妙な語り口のブログやTwitterで人気がありますが、仕事する姿は佐藤琢磨選手と同じくらいカッコ良かったです。


ちなみに団長がTwitter始めて、一番最初にフォローしたのが松本カメラマンなんですよ。 これホント。 さらにさらに、その昔松本カメラマンのTwitter企画(F1のテストタイムを当てる、というような内容だったかな。)で、琢磨選手のサイン本をゲットしたこともあるんです。 その本はまっちゃんご本人から送られてきていたく感激したこともありました。






Pocono7

スタッフに押されてピットから車検場に向かう30号車。 琢磨選手のレースカーです。






Pocono6

これからレースするって言う車を舐めるように見ることができるんですぜ!

琢磨選手は世界三大レースの一つと言われるインディ500で昨年優勝。 もう米国内でも超有名人となりましたが、そうは言っても米国のレースへ日本人として参戦しているわけなので、集まってくるファンは日本人が多いんですね。 そうなると琢磨選手が囲まれる状況は超混み混みと言う訳でも無く、しかもほとんど日本人のいないPA州ポコノでの開催と言う事もあって、団長のほかに夏休みを取ってわざわざ日本から観戦に来たY氏、NJに駐在している御家族+α程度の方々が独占的に琢磨選手の一挙一動を見ていたような状況でした。 

これは想像以上にエキサイティングでしたねえ。






Pocono8

さてIndyCarはF1と違って全チームが同じシャシー(車体)を使用し、エンジンのみシボレーかホンダのチョイスがあります。

ってことで、カラーリング以外、車体の見分けが難しい。 じっくり観察して見つけることができたのは、排気管の取り回しのみで、ホンダエンジン車は片側1本のエギゾーストに対し、、、、






Pocono9

シボレーはこの通り2本。

F1はチームごとに車体を製造しますので、時々アッと驚くようなデザインの車が出てくることがありますが、その分、強いチームが独走してしまう可能性があるわけで、IndyCarの全チーム同じシャシーというルールは、公正な競争を目指したいかにもアメリカ的なものだと思います。 






Pocono10

さて日曜のレースは、いきなりWickens選手の大クラッシュで幕開け。 ビデオで見たら最悪のケースも想像されたため背筋がぞっとしました。

彼は2週間経った今もまだ入院中ですが、回復と復帰を祈っております。


琢磨選手もその事故に巻き込まれて早々にリタイア。 残念でした。


その後コース修復に時間がかかり2時間遅れでレース終了。 ロッシ選手の独走で幕を閉じました。






Poconox

レース終了後、プレスルームに向かう松本カメラマンに遭遇し、記念撮影していただきました! レースが押して原稿締め切りまでの時間が無い中で快く撮影に応じて頂き感謝感謝! (まっちゃんは有名人だから目隠し不要か?(笑))


この後団長は30分で帰宅しましたが、松本カメラマンは翌週、翌々週と3連戦となったレースを追いかけて米国内を周られてます。 そしてなんと三連戦の最後、昨日のポートランドのレースで琢磨選手が優勝しちゃったんですよ! しちゃった、と言うのもナンですが、予選20番手からの優勝でしたからね。 さすがの松本カメラマンもビックリされたことでしょう。 団長に至っては予選20位と聞いて、レースを見ずにマウンテンバイクライドに没頭してましたよ。(笑)


長期出張をこれ以上ない終わり方で締めることができて良かったですね。

来年もお待ちしております~。





2017年3月19日 (日)

鳥取砂丘ぶらり旅

今週は鳥取砂丘へぶらり旅に行ってきました。 団長アパートからは1時間40分ほどのドライブです。 








Photo

数年前に韓国へ行った際、機上から砂丘が見えたのですが、とても小さく見えたので、それ以来鳥取砂丘は大したことは無いという印象があり、それほど行きたいとは思ってなかったのだけど、それほど遠くは無いし一度見ておいて損は無いだろうということで行ってみることにしたのです。

現地に着いてみると、飛行機から見た印象とは全く違ってものすごく広い! それと想像以上にアップダウンがあって素晴らしいところでした。



Photo_2

日本海からの風を利用してハンググライダー愛好者が数人きてました。

良い風が来るまでこうやって辛抱強く待つんですね。





Photo_3

風に乗ってしまえばこの通り軽々と浮いちゃいます。 気持ち良さそうだったなあ。



Photo_4

フカフカの砂の坂道はかなり体力を消耗しますが、子供たちはそんなの関係無し。

砂丘頂上で乾いた砂を指さして、「パパ、砂のお城作って!」 と高難度なお願いをしている女の子もいました。(笑)



Photo_5

人があまり歩かないところではいろんな模様ができていてきれいだったな~。


と言う事で思いのほか良かった鳥取砂丘を後にして、次は鉄ちゃんの人気スポットへ向かいます。




Photo_9

関西には難しい読みの地名が多くて覚えきれません。 これもその一つ、「くがみ」。

「り」はどこに行ったんじゃっ、「り」はっ!(笑)




Photo_6

じゃーん、やってきました餘部(あまるべ)鉄橋!


Photo_7

元々は鉄骨製の美しく、かつ、とても危なっかしいデザインだったのですが、今は新しいコンクリの橋に架け替えられてしまいました。 オリジナルを見てみたかったけど、三浦半島からじゃ遠くてねえ。 同じ県内に住んだ今はスイッと来ることができるようになりました。

ここ、30年前に日本海からの強風にあおられて回送列車が落下すると言う大惨事があったんですよね。 合掌。

列車が落下した水産加工場は道の駅に生まれ変わり、当時は生まれてなかったであろう若い鉄ちゃん達が訪れています。



Photo_8

帰りの道すがら、夕暮れの竹田城址を隣の山から見学。

今は雲海の季節ではないけど、一度は天空の城となる様子を見てみたいものです。






0

今回のお土産はホタルイカ。 沖漬けと釜揚げ(右上)を購入し、地元スーパーで買った富山産(左)と対決です。 

結果は、、、、 富山産の圧勝! やっぱり富山湾のホタルイカは大振りで味が濃い。 今が季節なので現地に行ってみたいのだけど、富山は微妙に遠いんだよねえ。



2016年5月12日 (木)

全日本ラウンドアバウト普及促進協会、活動報告

このブログでは確か2009年頃から、日本にもラウンドアバウトと呼ばれる円形交差点をもっと普及させよう、と書いてまして、団長自ら、「全日本ラウンドアバウト普及促進協会」 を設立して設置を呼びかけてきました。 その活動が地味すぎていまだに会員は団長一人のみ(笑)なのですが、いろんな方からラウンドアバウトっぽい交差点情報が寄せられましたね。 でもその一つ一つ検証したところ、当時は三浦半島内でラウンドアバウトと呼べるのはひとつのみ、と結論付けられたのです。 (鎌倉や藤沢方面の霊園内にあるものは除く。)







3

それがこちら、追浜駅近くの鷹取の住宅街にあるロータリーでした。

ではなぜ他のロータリーはラウンドアバウトとして認定されなかったのでしょうか? それは団長なりの下記定義に合致するのはここだけで、他はダメだったのです。


【ラウンドアバウトの定義】

1、3本以上の道が交差する円形交差点
2、サークル内は一方通行
3、サークル内を走っている車両が優先
4、信号や「止まれ」の標識無し。 進入車は安全確認の上、停止せずにサークル内へ進むことができる


ここ以外は、ほとんどが条件4に合致しなかったんですね~。 この条件4こそがラウンドアバウト形成の重要条件で、流れるような交通を生み出す元となります。


全日本ラウンドアバウト普及促進協会・会長としては、この追浜のラウンドアバウトが見つかっただけでも嬉しかったのですが、ご覧のとおりここはそれを意図して設置されたのではなく、防火槽があってしょうがなくロータリーになった/交通量が少ないので「止まれ」標識を設置しなかった、という感じのなんちゃってラウンドアバウトであることも事実でした。


あれから数年。 いよいよ時代が団長に追いついてきたようで(笑)、日本全国にラウンドアバウトができ始めましたね。 三浦半島内でも次の二つが設置されました。






Photo

まずは金沢区柳町の住宅街の十字路。 もともとここはロータリーになっていましたが、二方向に「止まれ」 標識があったのです。 それが取り去られとてもすっきりしたラウンドアバウトに生まれ変わりました。




2

次は横須賀市ハイランド。 ここはこの鉄塔を中心に変形的な4差路のロータリーで、信号機と 「止まれ」 標識がありましたが、両方とも取り去られて大き目のラウンドアバウトになりました。

ここはサークル内にバスの停留所があるというユニークなものになっています。


両方とも流星号でクルクルしてみましたが、スイスイ走ることができて気持ち良かった。 



三浦半島内にもっとできてほしいものです。 交通量が多いところだと渋滞を引き起こすことがありますので、それほど交通量が無いのに無駄に信号待ちや「止まれ」で停止するところ、ある程度場所が確保できるところ、が候補になりますね。

・YRP内のいくつかの交差点
・佐島の丘の入り口のT字路、佐島の丘内の十字路

などなど。 期待して待ちましょう。




2015年4月20日 (月)

インディカー・レース初観戦 2015 ロングビーチGP

この土日は団長アパートから1時間のロングビーチ市で開催されたインディカーレースを観戦してきました。

インディカーと言えばオーバルコースをぐるぐる回るINDY500(インディアナポリス市)が有名ですが、市街地コースで行われるロングビーチGPも人気があります。






Tgplb1

こんな感じで、ロングビーチのダウンタウンにコースを作っちゃう。普通のオフィスビルやピザ屋の目の前をレーシングカーがぶっ飛んで行くんですからね、通常のサーキットよりもスピードは出ないけど、車までの距離が近いのでかなりの迫力があります。





Tgplb2

ロングビーチは港湾都市。 ダウンタウンのコースから湾を挟んで反対側にはクイーンメリー号が停泊しています。



さて市街地コースのレースは日本ではなかなか体験できないので、2012年にこちらへ来て以来、このロングビーチGPは絶対に行こうと思ってました。 



最初のチャンスは来て翌年の2013年。 しかし所要が重なって残念ながら現地観戦を見送ったのですが、そういう時に限って、、、、、、







Tgplb3

なんとまあ、佐藤琢磨選手がこのコースで日本人として初めてインディカーレース優勝を成し遂げてしまったんですねえ。


TV中継を見ながら嬉し涙が溢れてきたのと同時に、その場に立ち会えなかった悔しさが強烈にこみあげてきたことを思い出しました。










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今回ゲットできた席は、第一コーナーの前から3列目。 長いホームストレートの後の直角コーナーなので、毎年何かが起きるところ。

コースからの距離もホントに近くて終日コーフンしっぱなしでした。






Tgplb4

レースの合間にはサーキット内をブラブラと。 これ、土曜日のランチですが何でしょう?







Tgplb5

正解は、薪の遠火でスロークックされたターキーレッグです。 いかにもアメリカンな調理風景ですね。 薪のスモーキーフレーバーが香ばしくて、美味しかった~!

持った感じは500gくらいありそうでしたが、骨も太いし実質食べた量は300g位かな? ターキーは低脂肪・高タンパクなのでおなかにもたれません。



さて日曜のレース本番ですが、琢磨選手は今回残念ながら今一つ調子が上がらず20番手スタート。 それでも最終的に15位まで順位を上げました。


今年はシボレーエンジンの調子が良く、結果は1-7位まで独占。 琢磨選手が使用するホンダエンジンはもうちょっと頑張らないといけませんね。


それにしても市街地コースなのにこれと言ったハプニングも起こらず全車完走。 毎年見に来てると言う隣のおじさんにこれが普通なのかと聞いてみたら、こんな平和なレースは初めてだ、と言ってました。 


確かにレース的には平凡だったかもしれませんが、団長にとっては初めての市街地コース。 なかなか印象的でした。




最後に動画を二つ貼っておきます。





佐藤琢磨選手、日曜朝のウォーミングアップ走行。 1コーナーを過ぎ、2コーナー入口で毎回派手なバックファイヤー音を響かせてました。 ノートPCのスピーカーではわかりづらいと思いますので、ヘッドホンで聞いてみてください。






なんとコース内にジャンプ台を設置して、ピックアップトラックが空を飛ぶという、いかにもアメリカンなレースも開催されてました。


2013年9月 9日 (月)

日本のラウンダバウト普及に向けて、ついに国土交通省が動き始めた! 

まずは下記読売新聞の記事をご覧ください。

http://bit.ly/14E8rBf


そうです、日本でのラウンダバウト (ラウンドアバウト、信号のない円形交差点) 普及に向けて、ついに国土交通省が有識者検討会を設置したんだって! 

これまで日本ラウンダバウト普及促進会・会長として(笑)、数々の進言(?)をしてきた団長としてはうれしい限りです。 有識者検討会に団長が呼ばれていないことが少々引っかかりますが。(笑)


最近は三浦半島内をパトロールできていないので最新状況には疎いのですけど、これまで取り上げてきたラウンダバウト候補の佐島の丘入口T字路、野比の通研通り&YRPからのT字路、のほかにもう一つ思い浮かびました。

三崎の、県道215号線松輪方面からの道が港方向(左折)と三崎大橋方面(右折)へ別れるT字路。 スペースも十分だし交通量もさほど多くなく、赤信号で待っていると虚しさを覚える交差点。(笑)




さて、10年もしたら日本のあちこちで少しは普及しているのでしょうか?




 

2013年6月16日 (日)

Amtrak に乗った

Amtrak1

昨年11月にLA郊外へ来て以来、軽鉄系の団長はLAの地下鉄事情を探っていましたが、アメリカの鉄と言えばその本丸はAmtrakですね。 国内に拡がる鉄道網には目を見張ります。 いつかは乗ってみたいと思ってましたが、本日日帰りでサンタ・バーバラへ遊びに行った際についに乗ることができました。

サンタ・バーバラへは団長アパートから車で1時間ちょっとで行けますが、この時期フリーウェイが混むのと、なんといっても現地産の美味しいワインを飲もうと思ったら車よりAmtrak、なんです。(笑)


朝、まずは車で20分ほどのCamarillo駅へ。 乗車時間の30分前に着いてしまったのですがすでにホームには数十人の人がいます。 みんなテンション高いなあと思ったら、なんと団長が予約した便の一つ前の列車が40分遅れてるんだって。 それがあと数分で来るらしい。

Amtrakの時刻表はあって無いようなもの、と聞いたことがありますが、早速その洗礼です。 でも今回は一本前に乗ることができたのでラッキーだったかな?


さて京急に乗り慣れた身からすると重厚な乗り心地が気持ち良い。(笑) でもスピードは物足りない。(笑) いかにもアメリカンな感じでした。






Amtrak2

列車は前後のディーゼル機関車に挟まれて、普通車数両、ビジネスクラスが一両、カフェテラス車が一両と言うような構成でしたが、それに加えて自転車運搬専用の車両も! これ、追加料金無しで利用できるんです。 グーですね~。






Amtrak3

さて予約はスマホのアプリでできます。 予約完了後は確認用のメールが送られてくるので、乗車後の検札時にメールの二次元バーコードを見せて車掌さんがそれをスキャンして確認します。 飛行機と同じですね。

そういう先端のシステムなのに検札終了の目印は、紙に行先を手書きして座席の上の荷棚に張り付けるという超アナログ方式!(笑)

この人はSLOって書かれてたので、サン・ルイ・オビスポとわかります。 団長の席の上にはSBRと手書きされた紙が貼ってありました。






Amtrak4

Camarilloからは1時間ほどでサンタ・バーバラへ到着です。

生憎どんよりとした曇り空。 この季節の海岸沿いはこんな日が続くのだそうです。

さて主目的はAmtrakに乗ること。 本数が少ないこともあってサンタ・バーバラでの滞在時間は2時間半のみの予定です。 そんなことでまずは空いているうちに早めのランチを頂くことにしました。 事前に調査した海岸のピアにあるシーフードレストランです。






Amtrak5

まずは近隣のワイナリー産のシャルドネ。 なんと普通のコップでサーブされました。 評判の良いレストランだったので、当然ワイングラスで出てくると思ってたのでビックリです。

まあ、甲州で地元のワインを飲むときに湯呑で飲むのと同じ感覚なんでしょうかね。






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オーダーしたのは地元で採れたカニをその場で蒸したもの。 これでたったの$15。 美味しかったけど足りなかった。(笑)






Amtrak7

ピアの先端では沢山の人が釣り糸を垂れていました。 

そんなに釣果があるような感じでもありませんでしたが、みんな楽しそうな表情でしたねえ。






Amtrak8

こっちはおじいちゃんとお孫さんのコンビ。 こうして釣りの技が次の世代に伝わっていくのでしょうね。


その後街をぶらついて駅に戻ったのが乗車30分前。






Amtrak9

30分あったらもう一杯いけます。(笑) ってことで駅前のバーで地元産のピノ・ノワールを頂きました。



さてここまでは順調なAmtrakの旅だったのですが、この後とんでもないことになります。


・戻りの列車は時刻表通りに到着するとの表示だったのに、実際は30分遅れ。 駅ではオリジナルの到着時間ギリギリになってようやく遅れがアナウンスされた。(笑) でもこっちの人は慣れているのか一瞬、あそっ、ってな表情を浮かべただけ。


・30分遅れで出発したはいいけど、途中北行き列車の待ち合わせのために更に30分遅れ。 単線なので一旦遅れると更に遅れを誘発するんですね。


・団長が降りる駅のひとつ前の駅に近づいたところで急停車。 なんとこの先の高架部分の下で火事が発生し通行できないのだとか。 ってことで1時間待ちましたが、その後線路や信号系統が問題ないか検査が必要となりいつ出発できるかわからないと。


・さらに1時間待っても進展なし。 検査がいつ終わるのかわからないので、列車は一旦バックして団長が降りる駅の2つ手前の駅で待つことになりました。


・団長はそこで待つのを諦め、駅前にたまたま停まっていたタクシーに乗って帰還。 $60の自己出費となってしまいました。 JRの場合2時間遅れると払い戻しがありますが、こちらはありません。


結局帰りは5時間半かかりました。 疲れた~。 Amtrakで大陸横断に挑戦する人が沢山いるようですが、こりゃ大変だ!



 

2013年5月27日 (月)

カリフォルニアの古道、州道一号線・PCH (Pacific Coast Highway) を往く

Pch17

久しぶりに日帰り弾丸旅行の虫が疼きだした金曜夕方、以前からドライブしてみたかったPCH (Pacific Coast Highway) に狙いを定め、翌朝のチケットを予約した。

LAとサンフランシスコの間には5号線と101号線と言う二つの立派なフリーウェイがある。 PCH もこの2都市を結んではいるものの、ほとんどが片側1車線の対面通行の道路。 それでも 「カリフォルニア州道一号線」、の誇りだけは忘れていない。


さて今回のツアー概要はこんな感じだ。 


シャコタン号で朝4時にアパートを出発 → LAX 6時発のフライトでSFOへ → レンタカーで朝8時にサンフランシスコを出発 → PCHをひたすら南下 → 夕方LAXへ戻りレンタカー返却 → シャコタン号でアパートへ。

レンタカーでは700Kmほどドライブするので、岡山から東京まで国道2号線と1号線のみを走って帰ってくる、というイメージが近いかもしれない。






Pch01

レンタカーはこいつだ。 VWジェッタ。 長時間運転するのでシートのしっかりした車種にしたかった。 レンタカーのセレクションでこいつが1台残っていることを発見して思わず指を鳴らした。

実際12時間走っても全くお尻が痛くならなかった。 

旅には良い相棒が必要なのである。






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さてSFO(サンフランシスコ国際空港)から海沿いのPCHへ出るには峠道を超えなければならない。。 ここがその入り口なのだが、艶めかしいカーブを描きながら深い森の中に消えてゆく様に気分が高揚した。






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山を越えるとあっけなくPCHに合流した。 こんなローカル道がどうして Pacific Coast Highway なんてシビレるニックネームをもらいしかも人気があるのか、ここを走っている限りでは想像もつかない。


だけど数時間後にはその訳が痛いほどわかることになる。


それにしても寒い。 気温10℃。 寒流が浜へダイレクトに突き刺さっているのか、まるで日本海側の冬のようなイメージだ。 






Pch04

しばらく走るとさびれた灯台に辿り着いた。 Pigeon Point という名前らしい。 

この古臭さと言い雲の様子と言い、白黒写真素材にはピッタリじゃないか。 (最初の写真がそれ。) 






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3時間ほどでモンタレー(Monterey)にとうちゃこ。 港町だ。

まだ11時前だったけど朝が早かったのでお腹が空いた。 桟橋にいくつかあった観光客向けの店でクラムチャウダーを仕入れ、飛び交うカモメを見ながら食べた。 

それにしても気温は全く上がらずこれを食べても体が温まらない。 港の様子をもう少し見たかったけど、早々にジェッタへ戻り先を急ぐことにした。  






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モンタレーから30分ほど南下するときれいに晴れ上がってきた。 これぞカリフォルニアのイメージであるが、実際には特に海岸は寒くて霧がでることが多いって、日本人にはあまり知られていないように思う。 でも一旦晴れると日差しは強い。 青い目の人はもちろん、茶色い目の自分でさえサングラスが必需品になる。


さて気持ちの良い天気になってきただけでなく、景色もダイナミックになってきた。 この先の道を目で追うと崖に沿って上っているのがわかる。






Pch07

ついには思わず息をのんでしまうポイントに来た。 ガラタパ州立公園内の展望地である。

荒々しい崖、ダイナミックも優しさを感じる山肌のコントラストに思わず声を失った。  


ここを代表に、素晴らしい景色のビューポイントが沢山ありすぎ何度も車を止めることになってしまった。 先は長いのになかなか前進させてくれない。 グレートPCH。 ただ素直に感激するしかない道だった。






Pch08

坂を上りきったところで先ほどの撮影ポイントを振り返ってみた。 前から見ようが後ろから見ようが素晴らしい景色に変わりはない。


それにしてもよくもこんな道を作ったものだ。 道中ほとんど iPhone は圏外だったので、誰も住んでいない、つまりは住人のための道ではない。 あそこに見える橋は1932年の完成とのことで、景気高揚のためにニューディール政策の一環で作られたのかもしれない。






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想像してみてほしい。 こんなところを何時間も走るんだぜ? 

あまりのスケールに、自分が今どこにいてどこに行こうとしているかなんて、どうでも良くなってきた。






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それでも何事も永遠には続かないものだ。 徐々に変化して周囲はいつの間にかフラットな景色に変わってきた。 単調な道だけど、さっき木陰で20分仮眠したおかげで眠くはならない。


ここからほどなく、本日いくつ目かわからないほどの 「Vista Point」 の看板を見つけた。 そのまま通り過ぎようとしたのだけど、駐車場には沢山の車が停まっている。 なにか名物があるのかもしれない。 気になってウィンカーを点灯させた。


ドアを開けると潮の香りが全くしない。 代わりに脂のにおい、例えるならば革ジャンや野球のグローブに塗る油を強くしたような。 そうだ、子供のころに飲んだ鯨汁に入っていた鯨の脂身の香りと同じだ。







Pch11

匂いの正体はこいつらだった。 浜辺でくつろぐ何百頭ものゾウアザラシ! この浜が住処になっているのだろう。

これだけの数が平和に生きていられるということは、海も豊かに違いない。 

もう少し生態を観察したかったが、脂の匂いが鼻につき10分ほどで退散した。





 Pch13

あちこちに放し飼いで飼育されている牛を見たが、中にはシマウマがいる牧場も。






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PCHと交差する道が少しずつ増えてきて、久しぶりに人の気配を感じ始めたころ、海に浮かぶ大きな岩が見えてきた。 モロベイと言う街のモロロックと呼ばれる岩らしい。 この大きさで一枚岩と言うのだから近くで見たらさぞかし迫力があるかと思ったが、実際にはこの辺りから見たほうが不思議さがあって面白いと思った。


その後PCHはサンタバーバラの葡萄畑へ。 ようやく知っているところに戻ってきた。 知っている、と言うだけでもう長い旅から帰ってきた感覚になってしまう。 実際にはLAXまであと2時間以上ドライブしないといけないのだけど。






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最後の休憩はガヴィオータ州立公園。 サンフランシスコを出発した時と同じような冷たい海風だけど、海水浴を楽しむ人がいた。 寒がりの自分には無理だ。


その後マリブを通り無事にLAXでレンタカーを返却。 駐車場でシャコタン号に乗り換えて帰宅した。

レンタカーでの走行距離が464マイル。 シャコタン号でのLAX往復が80マイル。 合計で544マイル=870Kmを走行したわけだけど、疲れはさほど感じなかった。 大半が対面通行の道だったことを考えるとちょっと驚きである。 


疲れを感じる暇がないほど素晴らしいドライブだったのだろう。 PCHに感謝。





 
Pch16

2013年3月11日 (月)

シャコタン号にちょっとしたアクセサリーを

今週末は冬時間から夏時間(サマータイムとは呼ばず、Daylight Saving Time って言うんです。) への切り替えがあったので1時間短い土日となりました。 たった1時間なんですが気が付いたら、えっ? もうこんな時間? ってな感じで結構影響があります。


でも初夏の夕方はいつまでも明るいので、仕事帰りに何か楽しむことができそう。 日本も導入すればいいのにねえ。



さて日曜日はマウンテンバイクを駆って再び先週と同じ10マイルコースへ。 上り坂でのこぎ方にもだいぶ慣れてきたようで、峠道全部をこぎ続けることはできなかったものの、バイクを降りて押した距離は先週よりずっと短くなりました。 タイムは1時間20分。 先週より15分短縮です。 あと半年もしたらムキムキ団長に変身しているでしょう。(笑)



今週はあまり写真を撮らなかったので小ネタを1枚だけアップしておきたいと思います。






Iphoneholder

シャコタン号にアクセサリーを3つほど装備しました。

一つ目はDC/ACコンバーター。(写真には写っていない) これで車内でiPhoneやPCの充電ができるようになりました。


二つ目はiPhone5のホルダーです。 グーグルマップのナビ機能がどれくらい使えそうか、確認したかったのです。 と言うのもシャコタン号に装備されたナビのPOI数が少なくて、渋滞情報も表示されないし、一昔前のナビって感じで使い勝手が良くない。 iPhone5であればPOIは無尽蔵にありそうだしSiriとの連携も役に立ちそう。 ってことで早速iPhone5をナビとして使ってみたら、、、、 いや~、思ったよりずっと使える。 日本語も使えるし、到着後は 「お疲れ様でした。」 なーんて言ってくれるし、ブルートゥース経由で音楽を聴いているときにナビのアナウンスが被る時は音楽の音量が自動的に下がるし、精度も結構高いので合格! 今までのナビがスマホにとって代わられて売れなくなってしまうと分析する人がいますが、まさにそんな印象です。


三つ目はバックミラーに取り付けた小型魚眼ミラーです。 フリーウェイでは数多くの車が同じような速度で一斉に走っているので、気が付かないうちに斜め後ろの死角に車がいた、なんてことはしょっちゅう。 ってことでこれを取り付けて今まで以上に安全運転に努めましょうか。


ううっ、書いているうちに太ももの筋肉痛が襲ってきた~っ!



  
 

 

2013年2月18日 (月)

長野県飯田市のラウンダバウト(ラウンドアバウト)について

まあ、全国紙レベルで大きく報道されていたしYahoo!のトピックスにも取り上げられていたので、このブログに書くつもりは無かったのですが、ここへのコメントやTwitterでのツッコミなど、結構皆さんの注目度が高いことが判明したためちょこっと書いときます。

ことの始まりは飯田市のラウンダバウト運用開始の報道に関して、2月8日にTwitterで団長がツブやいた下記の一言。


「長野県飯田市の五叉路で信号を撤去してラウンダバウトに! いや~、日本ラウンダバウト普及促進協会会長(笑)としてはヒジョーにうれしいニュース! 三浦半島にもラウンダバウトにしたほうがいい交差点がいくつかある。 →   」


皆さん忘れているかもしれませんが、実は団長、日本ラウンダバウト普及促進協会の会長を務めておりまして(笑)、これまで三浦半島に現存するラウンダバウトの発見(コレ)といった実績をあげてきました。 会員は何人かって? もちろん団長ひとり。(笑)


このつぶやきに添付されていた報道へのリンク、なんと100人近い人がクリックしたのですよ。 いつも、こんなんをブログにアップしました~、というようなリンクのときはせいぜい10人ちょっとしかクリックしてくれません。(笑)  ホントに関心が高そうです。


さてここで団長が考えるラウンダバウトの定義を振り返っておきましょう。

1、3つ以上の道がロータリーで交わっていること。
2、どの方向から入っても、 「止まれ」 ではないこと。
3、但しロータリー内部の車が優先されること。


今回の飯田の物件をこの定義に当てはめてみると、2が適用されていないんですね。 写真で見る限り、どの方向から入っても、止まれ、となっているようです。 んー、残念。


とは言え、今回はしょうがないと思ってます。 一つできただけでこんだけ大きく報道されてしまうように、日本はまだラウンダバウト初心者です。 最初から止まらずに入って事故が多発したら、もう日本おけるラウンダバウトの将来は無いでしょう。 とりあえずは、止まれ、だとしてもラウンダバウトに慣れその利点の体験者を増やすことが大切でしょうからね。

ほんでもって、止まれ、無しの本格的ラウンダバウトへ移行するためにはどうしたらよいか。 ただドライバーが慣れるだけでなく、次のような標識の導入が必要だと思います。


「YIELD」 (米国版。 譲れ!(前方に優先車線があるのであなたは譲らないといけない、という意味で、ラウンダバウトやハイウェイの進入路などに設置されている。))


ラウンダバウトの本場エゲレスにはこの 「YIELD」 に相当する 「GIVE WAY」 という標識があってラウンダバウトの進入路には設置されているらしい。 (ロンドンももこさん、ホント?)

日本でこれに相当する標識は何かと考えてみましたが、一番近いのは 「徐行」 ですかねえ。 ちょっとニュアンスが違う。 


ってことで、日本でもこの 「譲れ」 標識が導入され定着するときが、止まらずに進むことができる本格的ラウンダバウトの開始時期なのかなと思っております。


さて団長が考えている、三浦半島内の最もラウンダバウトが似合う交差点は、佐島の丘入り口。 今は信号も何もないT字路ですが、今後佐島の丘の住宅が増え、佐島の丘トンネルが開通したら間違いなく信号が設置される交差点だと思います。 

でもそうなったとしても交通量は渋滞が起きるほどではないでしょうし、スペースもあるし、オシャレっぽい新興住宅街の入り口だし、似合うと思うけどなあ。


 
 

2013年2月11日 (月)

最先端の新型モノレール発見!

先日出張した某Twitter禁止国、今回はホテル近辺を歩く時間がありました。 空港と市街地の間の新たに開発されつつある地域なので、この国の四千年の歴史などを感じることはできませんでしたが、いくつか面白いものを発見しました。






Photo

最大の発見はこれ。 なんだか線路があるんだけど、

・普通の電車にしては随分と線路幅が広い!
・普通の電車だとすると架線の電柱にぶつかってしまう!(笑)
・右の線路から左の線路への渡り線路らしきものがあるぞ!

なんだこりゃ??





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正解はこれでした。 ゴムタイヤ式のモノレール。 進行方向はレールで決まり、駆動はモーターとゴムタイヤで。 なーるほど、良く言えばゴムタイヤ列車と通常の路面電車のハイブリッドってことですな。

さて団長なりにこの方式の利点欠点を考えてみましたが、

・車両の幅は路面電車と変わらないので、道路に占める面積は変わらない。
・ゴムタイヤの長期振動(ぽわんぽわん)と鉄車輪の短期振動(ガタンガタン)が両方あるはずなので乗り心地は良くないのでは?(一度に両方楽しめるという説もある。(笑))

・車両構造が複雑になって整備費用が高そう。
・摩擦的には鉄車輪のほうが省エネっぽい。

・道路上では通常の路面電車に比べて線路本数が半分になるので、これが設置されている道路を走る車の乗り心地は良くなる。(笑)
・鉄の使用量が半分になるので、素材製造からすると省エネ?


ってことで全否定するわけではありませんが、この方式のメリットが良くわかりません。 まあこの国のことですから、世界最先端、我国独自技術、とか言って国威発揚しているのかもしれませんね。



 

 

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