防大・走水会場訓練場内の散策はまだまだ続きます。 次は施設の海側に新しく設置された堤防方面へ向かいました。
新しくできただけあって白くてきれいな堤防ですね。
さてここでとても耳寄りな情報です。 この赤い部分、船を陸上へ引き上げるところですが、なんとここは2年に一度だけ堂々と入ることができるみたいですよ!
走水の夏祭りでは御神輿を船に乗せて海上を練り歩くのだそうで、最後はここから陸に上げるのだそうです。 その際はここまで見学者が入ってきて良いみたいです。
この場所から振り返ってみると、、、、
ほーら、行きたくなって来たでしょう~?(笑)
ちなみに走水の夏祭りは7月なのですが、海上神輿が出るのは西暦の奇数年とのことなので、ここに入るのは来年夏まで待たなければなりません。
さて出来たばかりの防波堤を見学します。 できたばかりとはいえ、既にカモメの楽園となっていて残念ながらフンだらけ。
先端の灯台周辺もこの通り。
写真を撮り忘れてしまいましたが、あちこちにコウイカの骨(靴べらみたいなヤツ)が落ちていました。 この辺りにいるコウイカをカモメが捕ってきて堤防で食べているようです。 人間でさえそんなに食べられない高級品なのになんと贅沢な!
ちなみにこの堤防を含めて訓練場内は釣り禁止なので、あちらこちらに大きなスズキや黒鯛が泳いでいる様子を見ることができました。 過去にはそれを狙ってこっそり進入してきた釣り人もいたようです。 気持ちはよく理解できます。(笑)
さてそうこうしているうちに訓練場内の雰囲気がちょっと変わってきました。
山の上の本校から学生たちが続々降りてきたではあーりませんか。
団長一行が訪れた土曜午後、丁度1年生達の必修となっているカッターの授業があったのです。 ラッキーなことにその様子も見学させていただけることに!
学生たち、今回が2回目のカッター授業とのことなのですが、前回はカッターの仕組みを学ぶことが中心だったので、この日は初めて海に出るのだそうだ。 そんな様子を見学できるなんて、何とも幸せです。
まずはこのリフトでカッターを海面へ降ろします。
ところでこのリフト、なんとまあ63年前に房総方面からここに運んで移設したらしい。 63年もの長い間潮風にさらされているのにまだこれだけ綺麗な訳ですので、いかに日ごろの手入れがきちんとなされているかがわかりますね。 宿舎できちんと畳まれた寝具、この写真には写っていませんが学生たちが脱いだ靴が見事に整列していた様(もちろん靴はみんなピカピカ!)、見習わないと。
堤防にはカッター用オールを収納した小屋が!
一つ持たせていただきましたが、木製もファイバー製も重さ約5Kg。 重い重い。 これをぶんぶん振り回して漕ぐわけですから、学生たちはみんな相当の腕力の持ち主なんでしょうねえ、なんてことを中塚さまに言ったら、いえいえ、オールは腕じゃなくて全身で漕ぐものなんです、とのこと。
力強くスピーディに漕ぐには全身を後ろに反らしてオールを動かす。 なるほど、イメージが涌きました。 腕だけで漕いだらあっという間に腕がパンパンになってしまうんだそうです。
初めて乗船する一年生たち。 まずは上官に舵の取り付け方を教えてもらっていました。 無駄口を叩く者はおらず、みんな真剣に各々の持ち場で準備してましたね~。
ところでカッターは土足厳禁。 上官も学生もみんな裸足で乗り込みます。 この日は暖かくて穏やかな日でしたが、慣れていない団長が乗ったらあっという間に足の感覚がマヒしそうです。
いよいよ出航! 大隊ごとに次々と出船です。
4月に入学して7か月。 日ごろ鍛えた肉体とは言えほとんどの学生が初めて漕ぐようです。 その結果、前には進むものの全員のオールが美しく揃うなんてことはあるはずもなく、結構バラバラな様子が見てとれました。 これを専門用語で、「千手観音」と言うとのこと。(笑)
今は千手観音でも、春のカッターレースまでには見事に息の揃ったオール捌きになるんでしょうね。 この千手観音を見てしまったので、次は彼らの成長ぶりを見るために何としてでも春のレースを見学したくなりました。 でもあの場所は学長専用だしなあ。。。。(笑)
ローマは一日にしてならず。 千里の道も一歩から。 カッターレースも千手観音から。(笑)
頑張れ1年生!
その4に続く。 次はいよいよ本校潜入です!
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