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貴重なもの

2016年4月10日 (日)

防衛大学校の桜の銘木、右近と左近、乱れ咲く

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昨年秋にカリフォルニアから三浦半島に復帰して迎えた日本の春、4年ぶりに桜見物となりましたが、残念ながら三浦半島付近では満開と晴天のタイミングがなかなか合わず、このままモヤモヤしたまま散って行くのかなあと思っていた金曜夕方、防衛大学校の幹部・中塚さまから、校内の桜が満開になったので観に来ませんか? とのお誘いメールが届きました! 


なんと、本校内の桜はだいぶ散ってしまったけれど、校門近くの例の巨木2本は4月6日(水)の入学式の日に満開となり、翌日の雨で少し散ってしまったけれど土曜日はまだ花見日和なのだそうです。 中塚さまは新入生受入れでお忙しいのにわざわざ時間を割いていただきヒジョーに恐縮ではありましたがこのチャンスを逃す手はありません。 


被写体が被写体だけに団長だけでは力不足なので、いつもとても印象的な写真を撮られている 「三浦半島デジカメ便り」 のShuさんもお誘いして、中塚さま、Shuさん、団長の3人での贅沢な花見と相成りました。 いや~、感謝感謝であります!







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巨木は二本あって、これが校門に近い方にある大島桜。 すごい迫力!


大島桜ってソメイヨシノよりも先に咲くものだと思ってましたが、これだけの巨木になるとエンジンがかかるまで時間がかかるのかもしれませんね。







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これがもう一本の、こちらはソメイヨシノです。 大島桜よりわずかにピンクががっています。

こちらも圧倒的な迫力がありましたが、大島桜に比べてたたずまいやサイズなど少しだけ女性的に感じました。








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これがツーショット。 左が大島桜で右がソメイヨシノ。 どっちがどっちかわかりませんがこの二本は、右近と左近、と呼ばれているようです。


それにしてもこの美しさと迫力のヒミツはなんなのでしょうか?







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ヒミツはこれです。 幹から分岐しているんですね~。 この分岐によって横方向に枝が伸びて、 ♬このー木なんの木気になる木~♫ のような形状になっているんです。









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こんは太い幹が横に伸びるなんてありえなーい!





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横伸びした枝を支えるための手入れも怠りません。 沢山の丸太によって支えられていました。


両方とも樹齢は軽く100年を超えているでしょう。 となると防大64年の歴史よりもはるかに長い。 ここが帝国陸軍だったときから日本の近代史を見続けてきたんですね。








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スケールもさることながら、枝の先まで花の密度が高い。 ベテランンのアスリートが己の肉体の指の先まできっちりケアしていることに通ずるような、凛とした空気も感じました。







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それにしても素晴らしいものを見せていただきました。

今後の人生でいろんなことに直面してもこの右近と左近を思い出せば勇気をもらえそうな気がします。 大げさですが、ホントにそう思いました。







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おまけ。

防大の中で最も東京湾に近い建物である学生会館からの景色です。 丁度護衛艦「かが」がランドマークタワーをバックに海上自衛隊横須賀基地に向かっていました。 (ホントに「かが」かどうかは自信がありませんが、ネット上の画像と照らし合わせた結果、「かが」らしい。)  こんな景色を見ながら食事を頂けるレストランもあるんですよ。 くぅ~っ!


校内には沢山の新入生がいましたが、みなさん挨拶が素晴らしく、とても気持ちが良かった!  これからの4年間、大変な学生生活が待ってますが、この右近と左近のように頑張ってほしい!





2016年1月24日 (日)

長年の願いが叶った防衛大学校探検!(その3)

防大・走水会場訓練場内の散策はまだまだ続きます。 次は施設の海側に新しく設置された堤防方面へ向かいました。




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新しくできただけあって白くてきれいな堤防ですね。

さてここでとても耳寄りな情報です。 この赤い部分、船を陸上へ引き上げるところですが、なんとここは2年に一度だけ堂々と入ることができるみたいですよ!

走水の夏祭りでは御神輿を船に乗せて海上を練り歩くのだそうで、最後はここから陸に上げるのだそうです。 その際はここまで見学者が入ってきて良いみたいです。


この場所から振り返ってみると、、、、









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ほーら、行きたくなって来たでしょう~?(笑)

ちなみに走水の夏祭りは7月なのですが、海上神輿が出るのは西暦の奇数年とのことなので、ここに入るのは来年夏まで待たなければなりません。






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さて出来たばかりの防波堤を見学します。 できたばかりとはいえ、既にカモメの楽園となっていて残念ながらフンだらけ。




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先端の灯台周辺もこの通り。

写真を撮り忘れてしまいましたが、あちこちにコウイカの骨(靴べらみたいなヤツ)が落ちていました。 この辺りにいるコウイカをカモメが捕ってきて堤防で食べているようです。 人間でさえそんなに食べられない高級品なのになんと贅沢な!

ちなみにこの堤防を含めて訓練場内は釣り禁止なので、あちらこちらに大きなスズキや黒鯛が泳いでいる様子を見ることができました。 過去にはそれを狙ってこっそり進入してきた釣り人もいたようです。 気持ちはよく理解できます。(笑)


さてそうこうしているうちに訓練場内の雰囲気がちょっと変わってきました。





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山の上の本校から学生たちが続々降りてきたではあーりませんか。

団長一行が訪れた土曜午後、丁度1年生達の必修となっているカッターの授業があったのです。 ラッキーなことにその様子も見学させていただけることに!

学生たち、今回が2回目のカッター授業とのことなのですが、前回はカッターの仕組みを学ぶことが中心だったので、この日は初めて海に出るのだそうだ。 そんな様子を見学できるなんて、何とも幸せです。





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まずはこのリフトでカッターを海面へ降ろします。

ところでこのリフト、なんとまあ63年前に房総方面からここに運んで移設したらしい。 63年もの長い間潮風にさらされているのにまだこれだけ綺麗な訳ですので、いかに日ごろの手入れがきちんとなされているかがわかりますね。 宿舎できちんと畳まれた寝具、この写真には写っていませんが学生たちが脱いだ靴が見事に整列していた様(もちろん靴はみんなピカピカ!)、見習わないと。




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堤防にはカッター用オールを収納した小屋が! 

一つ持たせていただきましたが、木製もファイバー製も重さ約5Kg。 重い重い。 これをぶんぶん振り回して漕ぐわけですから、学生たちはみんな相当の腕力の持ち主なんでしょうねえ、なんてことを中塚さまに言ったら、いえいえ、オールは腕じゃなくて全身で漕ぐものなんです、とのこと。 

力強くスピーディに漕ぐには全身を後ろに反らしてオールを動かす。 なるほど、イメージが涌きました。 腕だけで漕いだらあっという間に腕がパンパンになってしまうんだそうです。







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初めて乗船する一年生たち。 まずは上官に舵の取り付け方を教えてもらっていました。 無駄口を叩く者はおらず、みんな真剣に各々の持ち場で準備してましたね~。

ところでカッターは土足厳禁。 上官も学生もみんな裸足で乗り込みます。 この日は暖かくて穏やかな日でしたが、慣れていない団長が乗ったらあっという間に足の感覚がマヒしそうです。





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いよいよ出航! 大隊ごとに次々と出船です。

4月に入学して7か月。 日ごろ鍛えた肉体とは言えほとんどの学生が初めて漕ぐようです。 その結果、前には進むものの全員のオールが美しく揃うなんてことはあるはずもなく、結構バラバラな様子が見てとれました。 これを専門用語で、「千手観音」と言うとのこと。(笑)

今は千手観音でも、春のカッターレースまでには見事に息の揃ったオール捌きになるんでしょうね。 この千手観音を見てしまったので、次は彼らの成長ぶりを見るために何としてでも春のレースを見学したくなりました。 でもあの場所は学長専用だしなあ。。。。(笑)


ローマは一日にしてならず。 千里の道も一歩から。 カッターレースも千手観音から。(笑)


頑張れ1年生!


その4に続く。 次はいよいよ本校潜入です!



2016年1月23日 (土)

長年の願いが叶った防衛大学校探検!(その2)

防大・走水会場訓練場内、見どころは探照燈跡だけではありません。 中塚さまが団長一行を次から次へと様々な場所へ連れて行ってくださりました。




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校内の最上階に設置されていた双眼鏡。 とりあえずここに置かれていますが元はどこにあったのかよくわかっていないらしいのです。 なぜかと言うと、、、






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なんとまあ、昭和19年製、つまり戦時中のもの、つまりつまり日本帝国軍の所有物だったということですね。

終戦が昭和20年、それとともに日本軍が解体。 防大の開校が昭和27年。 7年間の空白があったわけです。 その間関係資料はほとんど処分され、この双眼鏡の出自がわからなくなったのでしょう。 探照燈の見張小屋に設置されていたのかもしれませんね。

それにしてもこの双眼鏡、さすがは日本光学工業(ニコン)製です。 71年経った今でも遠くの岩場で海鳥が戯れる様子をとてもクリアに見ることができました。 71年前は、いつ来るともわからない敵艦を探すために若い将校が緊張しながら覗いていたのかも。





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宿舎内も拝見しました。 学生たちがこの施設内で訓練するときの宿泊部屋です。 

2段ベッドで大部屋で大変だな~と思う前に、まずはきれいに畳まれた寝具に目が行っちゃいます。 いや~素晴らしい。 

学生たちはこの施設内で実習したり(操船シミュレーターもあるらしい!)勉強したのち、この部屋で復習したり憩いのひとときを過ごします。 憩い、とはいえテレビやラジオはありません。 


そんな中で学生たちの唯一の楽しみがあるのだそうです。 それは何でしょうか??







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正解はこれ! 自動販売機。 えっ??

これで飲み物を買って部屋で飲むことが楽しみなのだそうだ。 ほぇ~っ。 これが売切れたら大変なので職員の方々がこまめにチェックしているようです。

ひょっとしてこの中にこっそりビールやワインがあるかと思って細かくチェックしましたが、ありません。 当然か。(笑)




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さて敷地内には防空壕らしき横穴が二つありました。 この穴が掘られた小山はこの通り強固な岩なので、上から攻撃されたとしても耐えられたでしょうね。

奥行きは10数メートル程度。 このトンネル形状のまま掘られていましたので、黒崎の鼻に残っている様な攻撃用洞窟では無いようです。




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二つ目の防空壕跡。 こちらは一つ目より奥行きが短め。

短いとはいえ、この岩壁に手掘りされたような穴がぽかんと開いてる様はドキドキしますね~。 もうテンションが上がりっぱなしの団長一行なのでした。


その3に続く。。。。。。。



2016年1月17日 (日)

長年の願いが叶った防衛大学校探検!(その1)

カリフォルニアから復帰してわずか2か月。 正月早々いきなりビッグイベントのプレゼントがありました。 6年前から行きたい行きたいと話していた遺構の探検に行くことができたのです。 

遺構探検と言うといつもは立ち入り禁止の場所を座って入ったり(笑)進入禁止の看板があるところは後ろ歩きで入って看板が目に入らなかったり(笑)してしまうことがほとんどだったのですが、今回は違いますよ~。


普段から団長の行動をヒヤヒヤしながらご覧になっていた皆さん、安心してください、今回はオフィシャル探検ですよ!




Photo

場所は走水。 防衛大学校・走水海上訓練場です。




Photo_2

馬堀海岸から観音崎に向かって走って走水港を過ぎる辺り、左側にこのような建物があることを記憶されている方も多いでしょう。

今回はここを皮切りに防大本校施設内も見学の予定です。


さてオフィシャル探検と書きましたが、単に入場許可を頂いたと言うだけでなく、なんと防大の幹部・中塚さまがアテンドしてくださるという、三浦半島の一住民にとっては夢のようなシチュエーションです。 なぜこのようなことが実現したのでしょうか?

話は2009年にさかのぼります。 この走水海上訓練場内に存在する怪しげな遺構を取り上げたことがありました。


・走水・伊勢山崎の廃墟の実地検分(2009年9月21日)

http://miura-and-others.cocolog-nifty.com/blog/2009/09/post-3774.html

この時にこの遺構を見たいがために図々しくも 「防大職員とお友達にならないと。。。 だれか団長を招待しても良いという方、連絡ください!」 と書いたのです。


その後、この遺構の正体が判明し、探照燈(サーチライト)跡だった、ということを取り上げました。

・伊勢山崎は灯台だった?(2009年10月1日)

http://miura-and-others.cocolog-nifty.com/blog/2009/10/post-153a.html


今回お話を伺ったところ、この当時の防大の内部資料ではここを「砲台跡」と記していたとのことで、中塚さまが私のブログをご覧になって、どっちが正しいのかを調査された結果、団長が正しいとの結論に達し内部資料を修正されたとのこと! そんなこともあってお礼もかねて団長を是非ご招待となったらしいのですが、その後団長はカリフォルニアへ。 2か月前にようやく三浦半島へ帰って来たことで今回のオフィシャル探検が実現した、という経緯なんです。

いや~、パトロールは続けるもんですな~。




さて土曜の正午に訓練場で中塚さまと待ち合わせ、いよいよ探検開始です。 今回は団長だけではもったいないので、三浦半島デジカメ便りのShuさん、野毛パトロール主任のKKYさんも参加。 いきなり施設内の歴史的な物件や防空壕を見学させていただきテンションMaxな団長一行なのでした。 あまりに見どころが多かったので何度かに分けてアップしないといけませんが、まずはこの探検のきっかけとなった探照燈をアップしておきます。





Photo_4

でーん! 長年求め続けてきた探照燈がついに目の前に!! うぉ~っ!

しかーしこれまでの外部からの調査のみで思っていたことと、だいぶ違っていたことが判明しました。 

・この小屋は山の尾根の端に建っていると思ってましたが、この通り独立した岩山だったのですね~。

・この岩山の小屋のみしかないのかと思ったら、他にもいくつかあるんですね~。






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少し右にパンした写真です。 小屋だけでなく全部で4つの施設から構成されていたことが判明しました。 左から

・見張小屋だったと思われる遺構。 これのみは訓練場外部からも見ることができます。

・給電施設だったと思われる建屋。

・探照燈跡 その1

・探照燈跡 その2 (この写真でははっきり写ってない)


ではその一つ一つを見て行きましょう。





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まずは見張小屋。 

残念ながら草ぼうぼうと言うだけでなく、古いコンクリートの階段や手摺が腐食していること、小屋自体も危険な状態とのことでここから眺めるだけ。 でも追い求めて6年。 目の前に現れた見張小屋ちゃんは愛らしかったな~。





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給電設備です。 おそらく戦時中はここで発電して2機の探照燈に給電していたのだろうとのこと。





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隙間から内部をのぞくことができましたが、残念ながら当時の様子がわかる様なものはありません。





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次に探照燈1です。 こちらはレンガ積みでイギリス積みとなっていました。 

おそらくここが入口で送電線もここ経由で敷設されていたのではないかと思います。





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探照燈1の内部。 これもイギリス積みの煉瓦構造ですね。 

上部は丸いコンクリ構造となっていますが、残念ながらそこに上がることはできませんでした。





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こちらが探照燈2。 なんと隣の探照燈1と違ってコンクリート製の土台となっていました! 

ということは1と2で建造された時代が違うってことですよね。 コンクリの方が新しいのでしょうから、第2次世界大戦に備えて、あるいは戦時中に追加されたものなのかもしれません。

こちらは入り口から先は土砂等で埋まっていて中に入ることはできませんでした。 しかーしその代りこちらは上に登ることができるんですよ。





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これが探照燈2の上部。 真ん中の穴に送電線を通しその上に回転式のサーチライトがあったのかなあ。

この丸い構造、ぱっと見砲台跡かと思ってしまいますね。 それで内部資料にはそう書かれてあったのかもしれませんが、団長の記事、および砲台に付き物の弾薬庫が見当たらない、ベテラン幹部がここにいらっしゃった時に「これは砲台の構造ではない」との指摘などで探照燈であったと結論付けられたとのこと。







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それにしも絶景だ~。

毎年春には草を刈り、4月の防大短艇競技(カッターレース)の時には学校長がここに座られてレースを見学されるのだそうです。 そんな話を伺い、団長一行も偉くなった気分で走水の海を見続けました。


その2に続く。。。。





2014年12月 8日 (月)

LA近辺で遭遇した特殊車両

米国国内、特にLA近辺は車社会で車が無いとどこにも行けません。 そんなことで自分の近くを何百万台も走っている訳ですので、時たま珍しい車両にも遭遇することがあります。







Photo

自宅近くのフリーウェイで見かけたマグネットカー! 

数えきれないほどのマグネット飾りで覆われていました。 余計なおせっかいですが、パーキングするときはマグネットが盗まれないように一回一回取り外してしまっておいた方が良いですよ。(笑)







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日本食スーパーへ買い出しに行ったとき、団長のシャコタン号の前を怪しげな車が走ってました。 よく見るとグーグルのストリートビューカーですね。


これ以来、シャコタン号もついにストリートビューデビューか!? と思って時々チェックしていますが、載りませんねえ。 この時は撮影していなかったのかなあ。






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郊外に遊びに行ったとき、頭上からヘリの音が聞こえました。 おお~っ! あれはCV-22、いわゆるオスプレイではあーりませんか!

渋滞で眠気が襲ってきてたのですが、貴重なものを目にしてからはちょっとテンションあがってシャキッとドライブ継続したのでした。



今後はどんな特殊車両に遭遇するのでしょうか?




2014年6月 9日 (月)

マウンテンバイクで出会う動物たち

今朝マウンテンバイクライドを終え、アパート前でケッチン号を洗車していたら、時々見かける少し大きめのウサギが姿を現し、興味深そうに洗車の様子を眺めていました。 構わずにブラシをガシガシしていたら、なんと3m位まで寄ってきたではあーりませんか。 ひょっとしたら団長に惚れちゃったのかな?(笑)


ヤス氏のアザラシ友達・キャサリンではありませんが、このウサちゃんにも名前を付けないといけませんなあ。 ステファニー? ナンシー? ジェニファー? エミリー?


その前にメスかどうか確認しなきゃ。(笑)


マウンテンバイクで山に入るといろんな動物に出会いますが、これを機にこれまで撮影できた写真をアップしておきましょう。 すべてiPhoneで撮りました。






Photo

まずは鹿。 結構見かけますがなかなかシャッターチャンスがありません。 下り坂で正面衝突しそうになったこともありました!







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そこら中にウロウロいるウサギ氏。 今日は洗車を見学に来ましたが、こんな風にアパートの地下駐車場で待ち構えているときもあります。





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これも定番のトカゲ。 平日含めて見ない日は無い位あちこちにいます。 こんなちっちゃな体で結構なスピードで逃げてゆくので、今まで一度も捕まえたことがありません。







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夏の要注意、ガラガラヘビ。 これはまだ子供サイズかな? かなりの毒とのことなんですが、実は大人より子供のガラガラヘビの方が危険と言う噂もあります。 大人蛇は毒の量をコントロールするのに、子供蛇は後先考えずに体内のすべての毒を出しちゃうのだとか。




遭遇したけど撮影できていない動物は、


・リス: 沢山いすぎて撮る気も起らない。(笑)
・コヨーテ: ちょっと怖いのでこちらが逃げてしまう。
・スカンク: 臭いはすれど姿なし。(笑)



さてこれ以外、今後どんな動物に遭遇するのでしょうか?









2014年4月18日 (金)

ロングビーチのクィーンメリー号

なんだかんだこの一か月、まともに休んでない。 今週末は久しぶりに土日2連休になるかと思ったけど今日になって雲行きが怪しくなってきたし。

そんなことでブログのネタも無い訳ですが、写真フォルダー見てたら1月にロングビーチ(LAの南の港町)へ行ったときの写真をアップし忘れていたことを発見。 更新代わりに載せておきます。 


ロングビーチの港にはクィーンメリー号が係留されていてそれを見学したのですが、美しい船でしたねえ。 山下公園の氷川丸とはスケールが違います。




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1936年就航、1967年引退。 81,237トン、 全長310m。




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1月のやわらかい日差しが長い廊下を照らしてました。




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磨きこまれた操舵機器類に船乗りの気概と気品を感じます。


乗客を捨てて先に逃げたどこかの国の船員たちが乗っていた船の操舵室は、これほど美しくは無かったに違いありません。






Qm4

アナログ感がたまりませんね。


この日は駆け足だったけど、もう一度じっくり行ってみたいところでした。




Qm5



2013年4月 7日 (日)

サンタモニカ山脈の最高峰、Sandstone Peak / Circle X Ranch を歩く

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ロサンゼルスの北西方向、サンタモニカからマリブにかけて拡がるサンタモニカ・マウンテンズ。 その中で最も高い3,111フィート(948m)のSandstone Peakを歩いてきました。

本当はマウンテンバイクで自宅近くのコースを走る予定だったけど、チェーンへの給油など整備に時間を取られているうちに気温が20数度まで上昇。 暑い中をヒーヒー走るよりも涼しいところへ行こうと思った次第です。 マリブ方面の海岸や山の中は夏でも涼しくて、内陸が40度を超えているのに海岸は25~26度しかない、なんてざら。

実際トレッキングコースの駐車場に着いたら19度。 たった20分ドライブするだけでこれだもの。 思惑通りでした。

さて写真はDP2Xでの撮影。 RAW撮影→現像後、ブログに掲載するためにサイズを縮小したのみでトリミングはしていません。






Sandstone02

これが駐車場から見た本日のコース。 Sandstone Peakは右奥に隠れて見えませんが、それ以外にも様々なPeakがあります。 この尾根とその裏にある周回コース(Circle X Ranch)を歩く予定です。 最大標高差は350mほどで10Km。 団長の足で4時間くらいかな。 

そういえばこの景色、なんとなく3年前に弾丸旅行で尋ねた鳥取・大山の鍵掛峠を思い出しました。



Sandstone03

でもここは鳥取ではなくカリフォルニア。 コースのところどころにこんなサボテン(?)が自生していました。 

この葉の絞り汁を発酵させて蒸留したらテキーラになるのでしょうか?(笑)



さてこのコース、一周10kmありますが、まずは最初にSandstone Peakまでの2.5km、標高差にして350mを一気に登るんです。 涼しいとは言えいきなり結構足に来ました。 マウンテンバイクで鍛えつつあるのにトレッキングは別の筋肉を使っているような印象です。

でもそうして苦労した甲斐があって、、、、





 
Sandstone04

約50分で頂上にとうちゃこ!

眼下にはマリブの海岸から内陸のヴァレー地域まで素晴らしい景色が拡がっていました。

でもここ、100m以上はある絶壁の上なんです。






Sandstone05

団長はその絶壁に足を投げ出してゲータレードを飲みます。 

汗だらけになったポロシャツに海からの涼しい風が当たり、一気にクールダウン。






Sandstone06

こちらのグループも火照った体を休めていましたが、座っている場所を別角度から見てみると、、、、、






Sandstone07

おお~、こわっ!






Sandstone08

岩場ではトカゲが崖下から吹き上げてくる風で今にも飛ばされそうになっている様子が可笑しかった。 風が吹く度に体の前や後ろが風で持ち上げられていたんです。(笑)  

もうちょっと環境の良いところに移動すればよいのに。






Sandstone09

一旦尾根道に辿り着けばあとはそれほどアップダウンの無い歩きやすいコースになっていました。

さて、次はどのピークに登ろうかな?






Sandstone10

やはり絶壁のInspiration Peak では、太陽光を背にした団長の影を見ることができました。


さていくつかのピークを後にすると、しばらくは谷底のようなコースを進みます。 初めて歩くコースでしたが、あちこちでVerizonのLTEや3G電波を拾うことができたので、iPhoneのグーグルマップで位置を確認でき迷う心配はありません。






Sandstone11

このコースの名物、Balancing Rock。 すげ~っ! どうしたらこんなのができるんだろう?

でもハリウッドの映画会社が作った壮大なハリボテだったりして。(笑) (ウソですよ!)






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こちらは高さ4mはある一枚岩がパックリ割れてしまったSplit Rock。 

その昔、かの勇者がイオナズンで割ってしまったらしい。 (もちろんこれもウソですよ!(笑))

スリムな団長はなんとかここを通ることができましたが、恰幅の良いこっちの人はどうかな~?





Sandstone13

日陰に咲く小さい花。 名前はなんだろう?

コースを一周した後は、最初に上ったコースに合流。 と言うことは駐車場まで一気下りです。 10kmのアップダウンを歩いて結構膝に来ている状態での下りは大変でした。 膝の笑いが笑いを呼ぶ状態。(笑)


それにしても気持ちの良いコースだったなあ。 今日はやや霞がかかってたけど、秋や冬の空気が澄んでいるときには眼下に拡がる太平洋が圧巻だと思われるのでまた来ましょう。


今から楽しみです。


 

大きな地図で見る




 


2012年10月13日 (土)

エンデバー移送作戦の、ほんの一端

ちょうど3週間前にLAX空港で目撃した着陸したてのスペースシャトル・エンデバー号ですが、いよいよその移送作戦が始まったようです。 本日12(金)、13(土)の二日間で、あちこちの道路を封鎖しながら空港からダウンタウンの博物館まで運ぶのだとか。

ちょうど12日のお昼発でLAXから帰国する団長、あわよくばトレーラーに載せられて一般道をソロソロ移動するエンデバーを見たかったのですが、現場に近づくにつれ渋滞が激しくなりタイムアップ。 残念ながらゴタイメーンは叶いませんでした。






Photo

これが通過予定の道路です。 このようにあちこち鉄板で補強してありました。 トレーラー含めて80トンもの物体が通過するわけですので、道路はおろか、高速をまたぐ橋など、大丈夫かな~? 

まあ、橋や列車が落ちてしまうどこぞの国(どことは言いませんよ。(笑))じゃ無いから問題ないと思いますが。

さーてそろそろANAの777に搭乗です。



2012年9月23日 (日)

LAX空港に到着したてのエンデバーとゴタイメ~ン!

現地を21日(金)に発って22日(土)、4週間ぶりに久里浜に帰ってきました。 日本がどれだけ暑いのか心配でしたが、大丈夫ですね。 でも団長の帰宅に合わせて涼しくなったのかな? さすが、クールな団長。(笑)



さて帰国の途についたLAX空港、いつもならSQの巨大機A380には124ゲートから搭乗するのですが、本日そこにはエアフラのA380がいてSQは沖留めです。 ということでバスで向かったのですが、、、、






Photo

その途中、ん? なんだか見慣れないモノがそこにいるような。。。。


そうです。 この日は引退したスペースシャトルのエンデバーが、今後LAの博物館に展示されるためにフロリダからLAへ飛んできたとのこと。 

後から確認したら、なんとまあ、ハリウッド上空を飛んで拍手喝采を受けた らしいじゃあーりませんか。 おお~、これは見てみたかった。(そのころ団長は仕事で頭を抱えていた。。。)






Photo_2

まあ、ハリウッド上空の遊覧飛行は見ることができなかったにせよ、こうして到着したてのエンデバーをバスから見ることができたのはラッキーでした。 いつも通りボーディングブリッジから登場していたらこんなに間近に見ることはできなかったでしょうからね。






Photo_3

しかし、こんな状態でよくもまあ飛び立てるもんですなあ。 747貨物型のペイロード(積載重量)は100トン位らしいので、エンデバーもそれ以内に収まっているってことなんでしょう。  確かに余裕かも知れない。(Wikiによれば、乾燥重量は78トンだって。)


そう言えばその昔、米国国内でA318に乗った際、機長が 「本日の離陸重量は何ポンドでしょうか?」 というクイズを乗客に出したことがありました。 出発が遅れちゃったことをお詫びするために、一番近い人には$300の旅行券を進呈、ってことだったと思います。


その時に出されたヒントは、A318の乾燥重量が39トンだってことだけ。 それを元に団長は乗客重量、燃料、貨物重量を推定して90トン相当の答えを提出したのですが、なんとまあ3位だったですよ! 旅行券は1位の人のみに進呈だったので結局何ももらえなかったのですが、A318の乾燥重量って、京急の車両一両分(30トンちょい)とそんなに変わらないことを知って、改めて航空機の軽量さを知ったことが印象に残っています。



さて束の間の久里浜滞在を楽しむとしますか。




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