震災後の納豆不足をどうにかしようと思い立ち、自宅で納豆作りを始めた団長、これまでの2カ月で4回/合計2Kgを作り、納豆マイスターを自称していました。(笑) もし首都圏ネットワークで納豆作りの特集があったら、今度こそ団長のインタビューが放送されたことでしょう。(笑)
(ちなみに第一作はこちら。 第二作はこちら。)
そんなときに挑戦状が。。。。
ある日、関西に出張した際のお土産です、とAM団員が団長の目の前に差し出したものは、、、
ん? 関西土産なのに感動の北海道?(笑)
能書きがいろいろと書いてありますが、要約すれば幻になっていた種を現代に蘇らせた黒大豆、だそうです。 へえ~。
団長のためにこれをわざわざ関西から?? いぶかる団長、袋の中身を確認してみると、、、
なんとまあかなりの小粒ではあーりませんか。 おお~、これで納豆を作ってみなされ、と言うことですな?
ふっふっふ、了解しましたぜ。 名人級の納豆を仕込んでみましょう!
ってことで先週金曜日の夜から大雨の土曜朝まで、まずは一晩水に浸けます。 するとこの通り、黒大豆の色成分が結構落ちてなんだか赤ワインのようになってしまいました。
あっ! 今度の土曜日、団長宅で飲み会があるのですが、これをフルボディの赤ワインと称して出してみようかな。(大笑)
ところでいつもは水道水に浸けますが、今回は気合十分、走水の湧水を使いました。
あとは圧力鍋で18分蒸してっと。
18分、このビミョーな時間、いかにもこだわりっぽくて良いでしょう? 納豆を作ったことの無い人に熱く語ってしまいそうです。(笑) でも実態は、過去の納豆作りで10分→15分→18分、と試してみて18分が一番美味しかったことは確かなのですが、それ以上の時間はまだ試していないだけなんですけどね。(笑)
ところで蒸した黒大豆、普通の小粒大豆より皮が少し硬めに感じましたが、旨味成分が多いようで納豆の出来に期待が持てます。
蒸した後はアツアツのうちに納豆菌をまぶして、クーラーボックスで24時間保温します。
この週末はあまり天気が良くなく家にいる時間が長かったので、いつもよりこまめに温度チェックを行った結果、35度C~45度Cの範囲で24時間保温することができました。
じゃーん、黒大豆納豆の完成ですっ! 白っぽく粉が吹いているように見えるのが増殖した納豆菌。 見事な出来上がりですね~。 さすが自称・納豆マイスター! ヒューヒューっ!(笑)
と、ここまでは想定内だったのですが。。。。。。。。
試食してみると、なんと糸を引かないのです。 最初は少し引きますがかき混ぜているとほとんど消えてしまいます。 醤油を垂らして更にかき混ぜると全く糸が無くなってしまいました。 香りは納豆なのに。
味は、納豆になりきる一歩手前と言う印象で、納豆風味の煮豆を食べている感じ。 こっ、これって、納豆マイスターの敗北なのか?? ○| ̄|_ ○| ̄|_ ○| ̄|_
負け惜しみですが、味は美味しいのです。 豆の風味がホントにいい。 でも糸が。(涙)
原因はよくわかりません。 豆の種類なのかとも思いましたが、ひょっとして走水の湧水に浸けたのが原因かもしれません。 日本には珍しい硬水ですからね。 納豆菌との相性が良くなかったりして。
それにしても悔しいなあ~。 もう一回作るしかないな~。 誰か団長宛に黒大豆 「男達の黒千石」 を送ってください!(笑)
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