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水道管路

2011年11月 3日 (木)

岩戸の水タンク(長沢配水池)潜入! 遂にアルミドーム屋根をこの目で見たぞ!

今年初め、逸見浄水場内の配水池(水タンク)の屋根がアルミになったことを発見した団長、とある筋から岩戸の配水池(長沢配水池)の屋根も同様にアルミに変更される との情報を入手。 その完成を待っていたのですが、、、、

なにせ大きな配水池ですから、下から見ただけでは全く見えません。 逸見配水池の場合は塚山公園から見下ろし観察することができましたが、岩戸の場合はなかなかそういう場所が見当たらなかったのです。

ということであちこちパトロールした結果、最近になってようやく見下ろし確認できる場所を発見しました。

Photo_3

ここなんですが、うーん、ちょっと遠すぎるなあ。 でもこの写真から判断するに、既にアルミドームは完成したようですね。

何としてでももう少し近くで見たかった団長、熟慮の末、ついに施設への潜入を試みました! もちろん立ち入り禁止だから座って入る、と言うような甘っちょろいワザが通じるところではありませんので、最近身に付けた念力でもって扉を開けてみようと思ったのです。(笑)




Photo_4

さて現場到着です。 深呼吸して念を入れようと思ったら、、、、

あれ~? 開いてる。 しかも入口はこちら、の立て看板まであるぞ~っ!

と引っ張りに引っ張った団長でしたが(笑)、この日(10月30日(日))は配水池の改良工事完成を記念して見学会が開催されたのでした。 良い子の皆さん、ホントに潜入なんかしちゃダメですよ~っ!(笑)




Photo_5

現場では横須賀市水道局の皆さんが横須賀の水事情、この配水池のビフォー/アフターなどを説明されていました。 この写真はこれまでのコンクリート屋根の内部だそうで、このような腐食をメンテナンスする費用が毎年かかるのに、アルミドームに変更することでほぼメンテナンスフリーになるのだそうです。

Photo_6

これが工事の様子。 ドーム屋根はタンク内で組み立ててからウィンチ10数台で持ち上げたのだそうです。 水平に持ち上がるよう職員が声掛け合ってゆっくり作業したのだとか。 意外にアナログなんですな~。 へーx10。


Photo_7

さていよいよ階段を登ってアルミドーム屋根にゴタイメーン、です。



Photo_8

おお~っ!! 初めてのぼる配水池とその屋根に感動です!

アルミドームに触ってみましたが、ペラペラとは言いませんが思ったより薄くて、あまり高級感は感じませんでした。(笑)



Photo_9

上部には穴が2か所あり、一つは試験のためにタンク内の水を採取する穴、もう一つはこれ、内部で作業が必要になった時に作業員が入る穴です。 内部はステンレス張りとなって清潔そうでした。




 

Photo_10

さてここ長沢配水池は上下2段式になっていて、今回公開されたのが低い方。 長沢低区配水池、と言うそうです。 高い方、つまり長沢高区配水池は現在稼働中のため見学できず。 この坂道を登ってみたかったのだけど、うーん、残念。


Photo_11

すぐそこに見えているんだけどなあ。 まあ、ここに登って初めて高区配水池をこれだけ間近に見ることができたのだから、それで良しとしますか。

ということで水道局の皆様、小雨混じりの生憎の天気の中、興味深い見学会を開催して頂きましてありがとうございました。 次は田浦泉町の斜面にある怪しげな山中3号隧道に入ってみたいので、ぜひ招待してください。m(_ _)m

2011年9月23日 (金)

誤植を現場確認。 津久井の配水池

9月に入ってからしばらく暑い日が続きましたが、そんな日のパトロールはついつい涼やかな方面が中心となります。 えっ? そんなことで三浦半島の平和と安全は保てるのかって?(笑)

この日も残暑と道路からの照り返しによって、モワーンとした空気が流星号を包んでいました。 ん~、たまら~んっ、とばかりにハンドルが高い方向に向き、最終的には武山まで来てしまいました。 山頂展望台で心地よい風に吹かれながら360度のパノラマを楽しむと、また元気復活です。 高さ的には大楠山に一歩譲りますが、より東京湾口に近い方に位置するため、景色はこちらの方が良いですね~。 

Photo_2

ってことでパトロール再開するために流星号に戻ると、観光案内図が目に留まりました。 こういうのって結構ネタがある確率が高いので、ついついじっくりと見てしまいます。(笑)

さーて、これはどうでしょうか? 

Photo_3

んんっ? 排水池? 初めて見る言葉です。 上水道を配水するための水タンク、「配水池」、はありますが、排水するためのタンクもあるのでしょうか? 

もしそんなタンクがあったら一大事、とばかりに早速現場へ急行です。(笑)

Photo_4

ありました。 津久井の圓乗院付近から山の方に入ったところ。 看板は横須賀市水道局になっていました。

Photo_5

うーん、この形、どう見ても「配水池」が正解ですね。 と言うことで武山山頂の観光案内図に書かれた「排水池」は誤植であることが判明しました!(笑) もし横須賀市の担当者の方々がこのブログを見ていたら、近日中に修正お願いします。(笑)

これで今後は「配水池」を「排水池」と間違える人が減るでしょう。 とても大きな成果が上がったパトロールに大満足の団長なのでした。(笑)

2011年9月11日 (日)

久里浜台の、地図に表示されない謎の水道施設

先日グーグルマップ上でバーチャルパトロールをしていたら、久里浜台住宅地の端の方に怪しげな建物を見つけました。

http://g.co/maps/8w34d

森の中に建物がポツンと建っていて、その横にはどこにもつながっていない通路らしきものが! おお~、これは興味を引きますね~。

更にその怪しさに輪をかけていることが、航空写真表示から地図モードに切り替えると、そこには何もないのです。 こりゃあ現場確認が必要です。

Photo_4

ってことで流星号・鰯君を飛ばして現場に駆けつけてみると、、、

 

Photo_5

横須賀市水道局管理の土地だそうです。 と言うことは配水池(タンク)? 

帰宅後に改めてグーグルマップを確認してみると、

・なんとまあ、グーグルマップ、Yahoo!、マピオン、は全て配水池が表示されない!
 例えばこれ(http://g.co/maps/83v5x)、森崎の配水池(タンク)も表示されません。 これは今まで気が付きませんでしたね~。 安全上の配慮?

・ちず丸、よこすかわが街ガイドでは配水池も表示される。
 

という状況なのですが、久里浜台の施設はちず丸、よこすかわが街ガイドでも表示されませんでした。 うーん、ますます怪しいなあ。

と言うことで更に水道局の資料を見ていたら、

http://www.water.yokosuka.kanagawa.jp/cycle/quality/nenpo/qrepoh21.pdf

これの13シート目(ページ番号では9)の系統図を見ると、久里浜台2丁目に「配水ブロック別給水栓」、と言う施設があるようです。 と言うことはタンクではなく栓。 それにしては大きそうな施設だし、あの通路みたいなものは何なのでしょうか? 

それにあそこは2丁目じゃなくて1丁目のはず。 気になる~。

2011年4月26日 (火)

十三峠ポンプ場横の住宅群、どうやって作ったの?

十三峠急斜面のナゾの造成地についで、もう一つ不思議な景色があります。 るまさんのコメントにあったように、急斜面造成地の階段を下りると安針塚駅に向かう近道があるのですが、その途中の一コマです。

Photo_7

今回は駅側、つまり下から上に向かって行ってみましょう。 この方が不思議さがよくわかります。

駅から細い道をくねくねと山側に進むと、この広場で道路はおしまい。 ここから先に向かうにはまずこの急な階段を登ることになります。

Photo_8

階段を登り終わるとそこには郵便受けが。。。 4-5軒の分が一つにまとまった箱になっています。 と言うことはこの先に住宅が??

Photo_9

郵便箱を過ぎてもこんな細い道が続きます。

Photo_10

しばらく進むと十三峠ポンプ場が見えてきました。 ここのポンプで峠の宅地に揚水しているものと思われます。 

さて不思議なこととは、まずこのポンプ場。 ポンプには重い部品を使用していると思いますが、この細い道をどうやって運んだのでしょうか?

Photo_11

不思議なことその2。 ポンプ場横にはこんな風に数軒の住宅がありました。 それぞれ結構立派な一軒家です。 これらの建材もどうやって運んだのでしょうかねえ。 

さっきの細い道、とても重機が通れるようには見えませんでした。 不思議だ~。

2011年4月23日 (土)

大矢部配水池の新しい屋根

ちょっと前に、逸見浄水場の配水池(タンク)のデザインがいつの間にか変わっている、と書いた際、とある筋から情報を頂き、あれはアルミの屋根に変更した結果あのようなデザインになった、ということを教えて頂きました。 その様子が日本水道新聞に掲載されています。 

それともう一つ重要な情報を頂きました。 なんと長沢低区配水池(大矢部の水タンク)で同じ工事が行われているんだとか。 早速パトロールしてきました。

Photo

これがその長沢低区配水池、です。 確かに何かが行われているようですが、下から見上げても何も見えないなあ。

Photo_2

でも入口横のプレートに工事の様子が描かれていました。 おお~、これこれ、逸見の配水池の屋根と同じデザインです!

Photo_3

工期は今年の11月までだそうです。 アルミドームにすることでメンテナンスフリーとなり、長期的に見るとコストが安くなるみたいです。 なーるほど。 と言うことは市内の他の配水池も今後こういう変更が行われるんですかねぇ。 要チェックです。

2011年2月14日 (月)

逸見浄水場の配水池、模様替え?

先日の海軍水道ツアーの更に前の週、安針塚公園へ行き、翌週見学することになる逸見浄水場を眺めていました。

Photo_9

左の白い建物が浄水場で、右の紅白鉄塔横にチラリと見えるのが配水池(タンク)です。 もう少ししたら行くので待ってろよ~、とぎんぎらぎんの視線を送っていたのですが。。。。

ん~、なんだか思っていたモノと違うような気がしてきたぞ~っ!

何が違うかって、配水池トップ部分のデザインです。 これまで団長の頭の中にあったモノはグーグルマップのこのデザイン。
http://maps.google.co.jp/maps?f=q&source=s_q&hl=ja&geocode=&q=&aq=&sll=35.277816,139.646224&sspn=0.000955,0.001719&brcurrent=3,0x60184088773d262f:0x954a89f55903f9ae,1&ie=UTF8&t=k&ll=35.277802,139.646161&spn=0.000477,0.00086&z=20

対して、この風景に写っているモノは、、、

Photo_10

これです。 ドームはドームですがパネル状に仕切られたようなデザインに見えます。 明らかにグーグルマップの衛星写真とは違いますね~。 

ということでこの変更はいつどの様な理由でなされたのか、一週間後の水道ツアーの時に職員さんに聞こうと思いつつ、その記憶が一週間も持たなかった団長なのでした。(笑)

2011年1月30日 (日)

珠玉の 「横須賀海軍水道を往く!」 ツアーに感銘!

昨日の現地速報の通り、「横須賀海軍水道を往く!」 ツアーに参加してきました。 横須賀市水道局全面協力の元、普段は入ることができない水道施設を見学できる、という内容です。 って、さらっと書くと小学校の社会科見学と何が違うの?(笑) という感じですが、施設そのものが旧・日本海軍が建設したもので、横須賀の歴史そのもの。 決してよそでは見られない内容なのです。 ということでいかさとさんにツアー内容を紹介して頂いた時に即刻申し込みしました。 翌日にはもう売り切れていましたので、ギリギリセーフ。 ラッキーでしたね~。

Photo_4

まずは朝9時、横須賀駅前に申込者20名、欠席者なく全員集合! 集合時間20分前に到着した団長は最前席をゲットです。(笑)

さて全員が着席すると、このツアーを画策して頂いた方々の登場です。 な、なんと、「横須賀建築探偵団」 の富澤団長と関団員。 とても親しみを覚えてしまうグループ名ではあーりませんか。(笑) この方々もう随分と昔からグループで市内の歴史ある建造物を研究されてきたとのことで、個人ベースでダラダラとパトロールしている当探偵団とは雲泥の差です。(笑) 両氏の知識にたくさん勉強させていただきました。 ありがとうございます。

さてそんなお二人のお話を伺いながら最初に向かったところは、、、、

 

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まずは走水水源地です。 横須賀造船所などで増加した水需要に対応するため、明治初期に建設されたところ。 団長宅もここの湧水を汲んで飲み水に使っています。

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現役水源地と言うこともあり、内部の見学はできませんでしたが、代わりに写真を展示。 

この後国道16号を挟んで反対側の煉瓦造り上屋を見学しました。 まあここは道路から丸見えのところなので、こんなもんかという感じでした。(笑)

それよりも感銘を受けたのが、ここの湧水がどこから来ているのか、というお話です。 これまでなんとなく、防衛大学校あたりに降った雨が湧き出ているのかと思ってました(笑)が、三浦半島のあちこちに降った雨が、地下の破砕帯(?)を通っておよそ20年の歳月をかけて走水に湧き出ていると推定されているんだそうです。 ほぉ~。

それとここの水、少し硬めのすっきりした味わいと思ってましたが、ホントに硬度120の硬水だそうで、日本では珍しいのではないでしょうか。

さて次に移動です。 走水水源地からちょっと走って走水の覚栄寺へ。 ん? 水道ツアーなのにお寺??

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なんとここのお寺の裏山に歴史ある貯水池が二つ眠っているんですね~。 

一つ目、この写真の真中にチラリと見えてます! ってことで一行、お墓を縫いながら山の方へ登ってゆきます。

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で、これが墓場すぐ裏にある、海軍が作った貯水池だそうです。 これはコンクリート作り。

ここから更に山の中に入ってゆくと、、、、

Photo_9

別の貯水池が現れました。 こちらは煉瓦造りで横須賀市営なんだそうです。 同じ場所に同じ時期(明治後半)に作られたのに、軍と市で全く違うデザインのものを作ってしまったというのは面白いですね。

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さて二つの貯水池を見学した後、バスに戻ってみると嬉しいサービスが!

走水の湧水で仕込んだ日本酒が振る舞われたのです。 これ、キリッとした辛口の味わいで、美味しかったです。 お酒がダメな参加者もいらっしゃいましたので、団長が消化を手伝いました。(笑)

さて日本酒で良い気分になった一行、次は逸見浄水場へ向かいます。 通常であれば国道16号側の正門から入るのですが、この日は工事中ということで、湘南池上住宅の端にある秘密の裏ルートから向かいました。

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この道、今ではゲートで閉じられているので入ることはできません。 非常に貴重な体験ですね~。 まあ団長は数年前、ゲートが開いていた時に入ってますが。(笑)

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浄水場内、貴重な文化財がいくつもありました。 天気も良くて気持ち良かったですね~。 

このプールのようなところは半原水系から来る水をフィルタリングするところのようですが、半原水系が休止中の現在、このように空っぽになっています。

さてと、ここまではこのツアーの前菜ですかね。 この後、いよいよ盛福寺管路隧道に向かいます。 普段はロックされていて、見ることも入ることもできない水道管トンネルに入ることができるんですね~。

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ということで、水道局の方が田浦側入口のカギを外されます!

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おお~っ! 遂にオープンっ!!

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一行、どどっと入ってゆきました。 ずーと入ってみたかった団長、感無量ですな~。

さて入口付近は煉瓦作りでしたが、、、

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少し進むとコンクリートになりました。 修復されたということなのでしょうか? 

トンネル内、埃が沢山溜まっているかと思いきや、きれいに整備が行き届き、フツーのトンネルを通っているのと変わりませんでした。(笑)  とは言え、ようやく通ることができて、随分とテンションが上がりましたぞ~。

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逗子側出口ではその筋では有名なサイト、「山さ行がねが」 を主宰されている平沼さんが、このトンネルの排水の工夫を発見されて解説されてました。 さすがの知識ですね~。 メモメモ。

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田浦浄水場付近には、山中2号配水幹線1号ずい道の入口があります。 これが田浦大作町・横横道路下付近につながっているものと思われます。。

この後、どぶ板通りで解散。 ネイビーバーガーのクーポン券までついてたったの2500円ですよ。 もう涙がチョチョ切れる様なツアーでしたね。 最後はクーポン券でいかさとさん、るまさんとお昼を一緒に頂くこともでき、楽しい半日が終了しました。 (るまさんからは次のネタになりそうな企画案が!)

ツアーを企画されたティー・ゲート様、後押しされた横須賀建築探偵団の皆様、横須賀市水道局の皆様、感謝感謝です。

2011年1月29日 (土)

現地速報2! 盛福寺管路隧道

キターっ!!

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現地速報! 横須賀海軍水道を往く

いよいよツアーのスタートです!!

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ワクワク。。

2011年1月25日 (火)

送水管234号トンネルの出口か?

いよいよ今週土曜日、「横須賀海軍水道を往く」 ツアーに参加です。 楽しみですね~。 いかさとさん、るまさん、よろしくです。 オマケにその日の夜は高校の同窓会なので、随分と濃い一日になりそうです。

ということで気分を盛り上げるためにも水道ネタをば。(笑)

昨年10月に送水管1号トンネルを見に行った際に発見した 「送水管234号トンネル」、入口が一つなのにどうして3つも番号がついているのか、という基本的な疑問は解けていませんが、その出口の場所が特定できました!

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先日六浦バイパスをパトロールしていた時にふと横を見ると、、、、

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おおっ? なにやら怪しげな穴が!

ズームアップしてみると、、、、

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お~っ! 間違いなく送水管路です。 しかーし、肝心のトンネル番号部分が木の葉に隠れて見えません。 でも地形的にみたら間違いなく234号の出口と思われます。

ここ、こうやって見ることはできるんですが、残念ながら金網ガードで近づくことはできません。 もし今度のツアーに水道局関係者のかたがいらっしゃったら聞いてみましょう。