マウンテンバイク、絶好調すぎて、、、、鎖骨骨折!!
2019年のマウンテンバイクは4月に通常コース解禁、5月にダウンヒルコースが解禁になりました
ダウンヒルと言うのは夏にスキー場へ設置されるコースで、単純に下り坂のスピードを楽しむだけでなく、ジャンプ台やスラロームなどいろんな仕掛けに挑戦してそのスリルを楽しむものでして、昨年秋以来その魅力にすっかりハマった団長、今年も出だしからジャンプを攻略していたのですが、腕が上がるごと(脚が上がる?(笑))にとある疑問が。。。
団長のバイクはXCタイプと言われるもので、マウンテンバイクの中では軽めのコース用に作られたものです。しかしダウンヒルはジャンプをはじめとしてバイクにかなりの負担がかかるため、世の中にはダウンヒル専用バイクと言うものが売られています。 それがどれくらいXCと違うものなのか、専用バイクにすればもっと上手に走ることができるのか、較べて見たいと思ったわけです。
そんなことで6/1(土)、ダウンヒルコースに設置されたレンタルバイク屋さんで1日借りてみることに。 買えば最低$3,000はするので、まずは1日$100でレンタルしてみるのは賢明な方法ですね。
XCと何が違うかと言えば、軽量化には多少目をつぶった頑丈なフレーム、ストロークたっぷりの前後サスペンション、が主なところ。 このScott社のギャンブラーはダウンヒル専用バイクの入門モデルとは言え$3,500位するようです。
それで実際に乗ってみると、、、、、
なんだこりゃっ!
団長のXCに比べ安定感・安心感が全く異なる次元です! 今まで怖くて飛べなかったジャンプ台が、あれ?飛べちゃった! とか、XCでは何度もパンクを喫した悪路の高速下りをまるで高級車に乗っているようにスムースにパスできたとか。
感動と興奮のあまり、2本目に向かうリフトの中で同乗者(地元のおにーさんとおねーさん)にXCとの違いに驚いたことを滅茶苦茶な英語でしゃべりまくってました。(笑) 同時に頭の中で貯金額を思い浮かべ、しばらく禁ワインして買っちゃおうかな~とも考え始めていました。
好事魔多し。
5本目。 いくつかのジャンプをこなし、ややコーフン気味に中間地点の休息スペースに向かっていた時のことです。 緊張のジャンプを終えて気が抜けてしまったのか、どうしてこんなところで? と思うようななんでもないところでコースオフ。 同時に草むらにあった小さい岩に乗り上げて大転倒!! なんとか起き上がったものの、右腕があげられない。。。。
それでもなんとか左腕だけで運転してアパートに戻り、近くの救急外来へ。 レントゲンの結果右鎖骨骨折と診断され、すぐ近くの大病院へ行くように言われたので、自分で運転して行こうとしたらお医者さんが、それはならぬ、今救急車を呼んだと。
それを聞いて団長の頭の中では、さっきとは別の電卓が動き始めました。 こっちの救急車は超高額なんです。 さっきまで禁ワインしたら買えるかも、という目算がガラガラと崩れていく~。
結局大病院で精密検査し、経過観察のため一晩入院。 翌日曜日に退院ししばらく不自由な生活を送りましたが、今ではほぼ完治しました。 マウンテンバイク再開の許可が出るのは9月ですけど。
さて救急車で運ばれてビックリしたことが。。。。
大病院のER(救急救命)に運び込まれると何人もの医師や看護師が寄ってきて、全身にどんな異常があるのかすぐにくまなく検査されます。 そのためには患者を素早く裸にするんです。 右腕が上げられない団長、脱ぐのに時間かかりそうだな~、と思ってたら看護師さんたちが素晴らしい手際であっという間に団長をすっぽんぽんにしたのです。 ???と思ってどんなワザを使ったのか頭を上げて見てみたら、なんと!!! 有無を言わさず衣服すべてをハサミで切ってる!!!
これで少なくとも1万5千円の被害だ~、と心配したのもつかの間、もう一つの心配事が。
明日退院するとき、どうやってアパートに戻ったらいいの?
病院には着替えの用意は無いとのことで目の前が真っ暗になった(笑)のですが、幸いアパートに住む知り合いと連絡が付き何とかなったのでした。
さて、これでダウンヒルバイク計画は一旦リセットです。 はぁ~。
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