フォト
2022年7月
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31            

最近のトラックバック

無料ブログはココログ

« Charles Lloyd Concert at Lobero Theatre, Santa Barbara からの~、新譜「Wild Man Dance」に感動 | トップページ | Uberで実現したLA酒場パトロール »

2015年5月11日 (月)

ナパバレー&ソノマ、ワイナリー巡り

Napa01 Opus One にて




ついに行ってきました、カリフォルニアワインの聖地・ナパバレーとソノマ。 いつかは行こうと思って日本の酒場パトロール団員たちに声をかけていたのですが、金曜夜の野毛パトロールとは違って簡単には来られない様子(笑)だったので、一人旅を決行です。 



日本のGWに合わせて5/4(月)に休暇(ゴールデン・デイ!)を取り、土曜~月曜で2泊3日の旅程。 初日は午前中にLAからサンフランシスコに飛び車をピックアップ、午後はソノマ、二日目は終日ナパ、最終日は車を返却したあと半日サンフランシスコ市内を観光して夕方LAに戻る、というスケジュールです。









Napa02_2

車はこれ、RelayRidesで借りた7代目Golf GTI。 まだ1600マイルしか走っていないピカピカの新車でした。 団長のJetta(6代目Golf GTIにトランクをつけたセダン)から1世代しか変わっていないのにかなりの進化を実感でき運転が楽しかった~。 貸主は日本に数か月滞在したことがあるというTonyさん。 彼もVWのファンで車話で盛り上がりました。

この新車のGolf GTI、二日間のレンタル料金がたったの$118。 やっぱりRelayRidesは素晴らしい!







【初日午後・ソノマ】


Napa03

まずはソノマ北部・アレキサンダーバレーまで一気にドライブし、有名どころのシルバーオークへ。 ソノマとナパ両方でワインを生産しています。 この日のテイスティングメニューはソノマ、ナパそれぞれのカベルネソーヴィニヨン2種ずつ。 ソノマは両方ともにカベルネ100%、ナパものはカベルネとメルローのブレンドだったのでテロワールの単純比較はできませんでしたが、ナパの2007年はかなりのレベルでした。







Napa04
次はロシアンリバーバレー(通称RRV)まで戻って、この地の重鎮であるロキオリへ。 

テイスティング時間終了ギリギリに行ったらピノ・ノワールを一杯無料で出して頂きました。 ラッキー! 



香りも味わいも風格を感じさせるさすがのワインでしたね~。







Napa05

次は同じRRV内のV.M.Lというワイナリー。 ロキオリから近いので同じように素晴らしい葡萄ができてるんじゃないかと思ってふらっと寄ったら大正解。 今回のツアーの中で抜群のC/Pでめっけもんでした。 ソーヴィニヨン・ブランが素晴らしかった。




さてRRVは川に沿って太平洋の冷たい空気が入ってくるため霧が発生しやすく、また朝と昼の寒暖差が大きいそうで、その気候に適したピノ・ノアールの銘醸地として知られています。 ソノマの中でも明確に他と違った特徴があるところですね。



確かにアレキサンダーバレーから移動した直後、明らかにひんやりとした空気を感じました。



実は団長、自宅から近いサンタ・バーバラ方面のワインにはある程度詳しくなりましたが、ナパ・ソノマ方面は良く知らないのです。 ただこのRRVのピノは好んで飲んでいるのでせっかくの機会、ロシアンリバー沿岸の雰囲気を知りたくなり、25マイル先の河口までドライブしてみることにしました。








Napa06

太平洋に向かうロシアンリバー。





Napa07
ロシアンリバーの釣り人。




Napa08

ロシアンリバー河口



河口に近づくにつれ、どんどん気温が低下します。 最後はふるえるほど。 山の上には霧が出かかってますね。 なるほど、日中の強い日差しで温められた葡萄畑にこの冷たい空気が流れ込むのが良く理解できました。 この特徴を発見し56年前にピノを植えたロキオリ氏、素晴らしいです。






【二日目・ナパ】


Napa09
ソノマバレー地区の朝の葡萄畑。




二日目の朝、ソノマの宿を出発し隣のナパバレーに向かいました。 朝8時過ぎても15℃くらいで寒い。 


まずはバレーの北、セント・ヘレナまで行き、その後南下する計画です。








Napa10



Napa11



Napa12

最初は鴨が描かれたエチケット(ラベル)で有名なダック・ホーン。 テーブルに座ってのかしこまったテイスティングで、サーブしてくれたのは若いお兄ちゃんでしたが、こちらからの質問に詳しく説明してくれ、かなり好印象。 

葡萄畑ではソーヴィニオン・ブランのかわいらしい実がつき始めていました。









Napa13


Napa14

次はランチもかねて同じセントヘレナ内のファームステッドへ。 シャルドネを少しだけテイスティングした後にトラウトを注文。 ローカルで獲れたトラウトだそうで、皮が美味しかった~。










Napa15


Napa16


Napa17
ランチの後はオークビルまで南下し、Opus Oneへ。 高級ワインとして超有名なのでミーハーっぽい(笑)ですが、まあ一度は行っておいてもいいかと。 


試飲した2009年もの、そりゃまあ素晴らしい味わいでした。 ただあの高い値段を考えると、もっと他に選択肢があるようにも思います。


それにしてもこの葡萄の植え方、単純に縦横ではなく三角形を形取っていますよね。 これ、なにか秘密がありそう。








Napa18

この後、Opus One からすぐ近くの湖畔へ行き、気持ちの良い風の中1時間ほどお昼寝しました。 ん~、至福の時だったなあ。










Napa19

その後はナパバレー内の景色を楽しみながらドライブし、ナパ市内を散策した後にソノマの宿へ。







【三日目・サンフランシスコ】


Napa20

最終日は昼にTonyさんの自宅でGolf GTIを返却予定でしたが、朝彼から連絡があり、都合が悪くなったので空港の駐車場に置いといて、とのこと。 レンタカーとは違って個人の車のシェアリングであるRelayRidesでは時々こういうことがあるようです。



よってまずは早めに空港へ行き指定の駐車場にパーキングし、その後BART(ベイエリアの電車)で市内に戻りました。









Napa21


Napa22


Napa23

BARTは初めて乗りましたが、椅子のクッションがフニャフニャで座り心地が悪かった~。







Civic Center駅で降りて、最初の目的地であるオイスターバー、Swan Oyster Depot へ。 実はここ、葉山スローライフ様から教えてもらったレストランで、前からずっと来たいと思ってたところなのでした。





Napa24


Napa25


Napa26


Napa27

期待に胸を躍らせて食べてみたところ、チャウダー、エビ、パンはごく普通の味だったので一瞬Yelpの評価を疑いかけましたが、最後に出てきた牡蠣は、なんじゃこりゃーっ!と叫びだしたくなるほどの美味しさ!! 団長のこれまでの長い牡蠣人生の中でもトップランクの感動です! まいりました。 一時間ほど並びましたがその価値は十分にありました。





その後はあちこちぶらぶら歩く予定だったのに、この日はあまりにも寒く(最高気温12℃)、おまけに風も強かったため意欲減退。 早めに空港へ戻り予定の一本前の便でLAに戻ったのでした。






Napa28
ぶらっと入った教会のステンドグラスがきれいだった。






Napa29

坂の街、サンフランシスコならではの駐車風景。




ということで充実した3日間でした。 どこも良かったですが、葡萄畑オンリーでなんとなくビジネスライクな雰囲気を感じたナパより、酪農・農業・ワインがミックスして素朴でゆったりした時間が流れているような気がしたソノマの方が団長の好みでしたね。 





さあ次はいよいよボルドーとブルゴーニュに出撃か?(笑)




« Charles Lloyd Concert at Lobero Theatre, Santa Barbara からの~、新譜「Wild Man Dance」に感動 | トップページ | Uberで実現したLA酒場パトロール »

旅行・地域」カテゴリの記事

美しい光景」カテゴリの記事

」カテゴリの記事

美味しいもの」カテゴリの記事

コメント

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: ナパバレー&ソノマ、ワイナリー巡り:

« Charles Lloyd Concert at Lobero Theatre, Santa Barbara からの~、新譜「Wild Man Dance」に感動 | トップページ | Uberで実現したLA酒場パトロール »