DP3Mで切取る情景
この7月に手に入れたSigmaのDP3M(DP3Merrill)、それまで広角一辺倒だった団長にとって、最初は中望遠の75mmレンズの画角に戸惑った。 シーンの中から一部だけ切取るイメージで、というのが75mmと付き合うコツらしいが、今までそういう感覚で見てこなかった自分にとって予想以上に時間がかかるかもしれない。 雄大な景色の中で生活していることも広角視点で周囲を見ることにつながっているとも考えられる。
しかしそんな中でも時々、あ、これが切取るということなんだ、と言うシーンに恵まれた。 そして何枚かのお気に入り写真を撮ることができた。 いくつかは試しにFlickrにアップしてるが、ブログにも載せておきたい。
夕日迫るMalibuのPoint Dume、三方を崖に囲まれた小さなビーチではたった一組のカップルがくつろいでいた。 砂浜を独り占めできるってどんな感覚なのだろう。 究極のプライベートビーチのようだった。
落日のだいぶ前から岩にどっかり腰を据えじっと夕陽を見続けていた男性、やはり夕陽を見に来ていた女性にiPhoneのシャッターを押してほしいとお願いされていた。 iPhoneの操作に不慣れそうだったので上手く撮れたかちょっぴり心配になった。 余計なおせっかいかもしれないけど。
落日を見終わった父と息子が駐車場に戻ってきた。 歩きながら新学期の学校の様子などの話題を話しているのだろうか。
そんなことより二人で夕陽を見に来るような父と息子の関係、落陽の残り火に向かっていいねボタンを押したくなった。
ブルゴーニュはサヴィニ・レ・ボーヌ村の偉大なドメーヌ、シモン・ビーズ&フィスの赤ワインを頂く機会に恵まれた。 遠い日本から花嫁が嫁いだドメーヌである。 愛する人のもととは言え最初は大変なプレッシャーだったに違いない。 でも今やドメーヌの名声は以前にも増して高まりつつある。
日本人の端くれとして、この名前を是非写しておきたかった。 Foveonで。
と言うことで徐々にではありますが、切取る感覚が少しずつ面白くなってきました。
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コメント
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smoker さん、 どーも!
ありがとうございます。 smokerさんには写真だけでなく燻製もほめてもらえるよう頑張りたいのですが、なにせこっちは気温が高いしなあ。。。。
投稿: 団長 | 2013年11月11日 (月) 15時57分
素晴らしいの一言!
投稿: smoker | 2013年11月 8日 (金) 05時48分