Chrales Lloyd (チャールス・ロイド) Concert at Royce Hall, UCLA
昨日金曜夜、UCLA内のRoyce Hall で開催されたチャールス・ロイドのコンサートに行ってきました。 団長が高校生の頃から聴いている孤高のジャズ・ミュージシャンです。
サンクスギビングが近づいてきたせいか大渋滞の中、シャコタン号内では当然ロイドの演奏をガンガン流しながらのドライブでした。 30分ほどの距離なのに80分もかかってしまったけど、更にその10倍かかっても聴ききれないほどのロイドの演奏が団長のiPhoneに収まっています。
大学の中のコンサートホール、伝統校らしく歴史を感じさせる外観です。 開演まで、ホール横に臨時で設置されたバーでワインやカクテルをオーダーしておしゃべりしたり学園内の景色を眺めながら待ちます。 ん~、おとなな時間。
実はこのRoyce Hallでのコンサート鑑賞は2回目。 前回は10年近く前、まだNJにいたころ、Keith Jarrett の演奏を聴くためだけにわざわざ大陸横断の航空券を購入して東から西に飛んだのでした。
さてシャコタン号内での”ガンガン鳴らし”で既にハイになっていた団長ですが(笑)、更にピノ・ノワールを注入して準備万端!
開演10分前にホールへ。 ジャズは聞くけどロイドは初めてと言う隣のおじさんと、ロイドはもう75歳を超えたのにいまだに絶好調だからきっとファンになると思うよ、とおしゃべり。
さて演奏ですが、アンコール2曲含めて2時間近くぶっ続けで演奏しっぱなし! 改めてロイド・ワールドに感動した夜となりました。 ほとんどは60年代から現在までの彼のアルバムに収められたオリジナル曲で、誰がどう聴いてもロイド独特の節回しやメロディのオンパレード。 「温度感が低いグルーブ、だけどツボにはまるとグルーブしっぱなし」、とでも言ったら良いのかなあ。 とにかくある時突然頭の中に浮かぶメロディーはロイドの演奏だったりします。
隣のおじさんもいたく感激したようで、Great music ! Great night ! Excellent ! とかいろいろ言っていたので、テキトーな英語で、
Yeah, you did see the reason tonight why I keep hearing and watching his music more than 35 years.
と答えたら、力強く握手されました。
そうそう、ほとんどがオリジナルの中、アンコール2曲目の前半部分がなんと、バーンスタインの Somewhere、だったんです。 団長的推察は、かつてロイドのバンドメンバーだったキース・ジャレットが本年リリースしたアルバム、「Somewhere」 を祝福したのではないかと。 ロイドがメロディを奏でたとき、即座にそう思ってニヤリとしてしまいましたが、もちろん真相はロイドしかわかりません。
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