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2013年2月24日 (日)

いよいよワイナリー巡りデビュー!

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晴天ながらも強い風のせいかややモヤのかかった本日土曜日、こちらに来て初めてのワイナリー巡りに行ってきました。 

カリフォルニア州は言わずと知れたワインの名産地。 ここに住んだからには行かないわけにはいきませんね。 

日本でも有名なナパやソノマはサンフランシスコの北側にあって、LA近郊の団長宅からは600km以上も離れているので、気軽に行くことはできません。 でもそこまで行かなくてもLAの北西側、サンタバーバラ・カウンティにも実力のあるワイナリーがいくつかあると聞きました。 そこだったら団長宅から1時間半程度で行けそう。


と言うことで前日夜、その辺りで撮影した映画 「Sideways」 を見ながらイメージを膨らませ、いざ出発!






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サンタバーバラを過ぎ、まずはガヴィオータ州立公園で一休み。 この海岸線にあるAMTRAKの鉄橋、「Sideways」 では主人公のマイルスが自分の小説が出版されなくなったことを知ってひどく落ち込んでいた時に、友人のジャックが慰めた時のシーンのバックに映ってました。 なかなか絵になる風景です。

さてフリーウェイ101はこの辺りまでは海沿いを走りますが、ここを境に90度ターンして一気に山の方向に向かいます。 






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峠を超えフリーウェイ101号線を降り、ローカルな道・Santa Rosa Road へ。 途中の丘からは、眼下に見事な葡萄畑が広がっている風景が見えました。 

ここは Santa Risa Hills と呼ばれる地域で、通常Valley は海と並行していることが多いのに対し、この Valley は海からまっすぐ伸びているのだそうで、そのために日夜の寒暖差が激しく優良な Pinot Noir ができる地として近年注目されているんだって。 なーるほど。 確かにここに来たら日照りは強いのに寒い風が通っている感じで、他とは違うように感じました。






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そのSanta Risa Hillsで訪れたのは、Sanford Wineryというところ。 サンタバーバラ・カウンティではPinot Noirのパイオニア的存在らしい。






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一通り葡萄畑を見学してからテイスティングルームへ。 4種類ほどあったメニューの中から、ピノだけを5種類テイスティングできるコースを選択です。 いずれも自社畑、近隣の畑のピノを使ったものでしたが、単一地域・単一葡萄なのにこれだけ幅広いワインができることがわかってとても勉強になりましたぞ。 

幅広い、とは言っても一本芯は通ってました。 カリフォルニアのピノ、と言うとフランス・ブルゴーニュに比較して色・味わい共に濃く、どっかーんと来る印象がありますが、ここのはその印象がひっくり返りましたね~。 上品な酸味、淡目の見事なルビー色。 特にこのSanford&Benedict(隣の葡萄畑)は樹齢40年以上のものから作ったもので深いテクスチャーを感じ、大変気に入りました。 (飲み込みたい欲求を抑えるのが大変!(笑))


その後サンタ・マリアまで北上し昼食をとったあとはSanta Maria Valleyへ。






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Foxen Vinyardというワイナリーで白x2、赤x3のテイスティングを。

この辺りは標高が高く、やはり日夜の寒暖差があるとのことでここも良質のピノが取れるんだとか。 ここのはSanfordよりもほんの少しフルーティさを感じるものでした。 白のシャルドネやシュナンブランも美味しかったなあ。






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サンタバーバラへの帰り道、カチューマ湖の横を通ります。 ダムによる堰止湖ですがここも見ごたえのある景色でした。


日帰りでしたので広いサンタバーバラ・カウンティのほんの一角を見たにすぎませんが、なだらかで広大なアップダウンが続き、一人でドライブしてても全く飽きることのない風景が続きました。 素晴らしかった! 


自宅を9時に出て夕方5時に帰宅。 ちょっと疲れたけどとても充実した270マイル、430kmのドライブでしたね~。 馬車道・野毛パトロール隊員たちがLAワイン視察団の結成を計画中のようですが、これでいつ来ても案内できるぞ!

 
大きな地図で見る




 

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コメント

けむりさん、 どーも。

いや~、さすがの団長でもそこまでは。(笑)
でも収穫のお手伝いに行っていつの間にかワイナリーの一員になってる、って言うのはあり得そうです。(笑)

けむりです。
「なじみのワイナリー」憧れるなぁ
団長のことだから、すぐに・・・、いいなぁ

(まだ)34Rそば住人さん、 どーも!
そっち関係のお仕事でしたか。 いや~、うらやましい! 実は某大型機のパイロットに知り合いがいましていつか彼のフライトに乗ってみたいと思ってます。 あこがれの世界です。
ところで787のパイロットさんたちは現在どのように過ごされているのでしょうかね。 気になります。
横須賀市史の情報ありがとうございました。 手配してみます。

今の内容も十分面白いですよ。

ナパには日本航空のパイロット養成の為の乗員訓練センターがありました。
世間を賑わせた破綻直後に数十年の歴史に終止符をうちましたが、
最後に訪れる事ができて良かったです。
今も空港施設は残っていて、
民間のパイロット養成学校が使用すると共に、
全米から個人所有の飛行機でワインの買い付けに来る人が使用している様です。

小ネタ
横須賀市が発行した「新横須賀市史・別編軍事」
過去に三浦半島に存在した軍事施設の場所等の記述も多くあり、
団長にもおすすめですw

kkyさん、 34Rそばの住人さん、 どーもどーも!

kkyさん、
結構カンドーでしたよ! 試飲で一緒になった人に聞いたら、ナパやソノマはもちろん規模が大きいけど、商業的になりすぎちゃってる面もあるので、私はこっちのほうが好きだなあ、 だって!
視察団、期待してますよ。


34Rそばの住人さん、
御無沙汰してます。 そうなんですよ、LA郊外の日本人がほとんどいない地域に来てしまいました。 それにしてもナパの訓練センター、どんな訓練をなさるのかはわかりませんが、何とも良い響きのセンターですね!(笑) 
これまでとちょっと内容は変わりましたけど、また時々遊びに来てください。

久々に覗きに来ました。
LAに行かれたんですね。
支店があるのに、自分にとっては未知の土地です。


自分もナパの訓練センターを見学しに行った際、
昼食に行ったレストランでは昼間から当然の如くワインが出されました。
流石、名産地は違うw

ご無沙汰です!
とうとうワイン巡りを始めましたね!
いつ始めるのかと期待していたのです。
しかし、大変ですね。
「含めど、飲まず!」
どこかの標語の様ですが、心痛お察し致します。
これからも期待しています。

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