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2012年5月28日 (月)

観音崎灯台二代目の残骸の今

島根弾丸ツアーのまとめでキャンプ座間探検の反省会に言及した時に、はたと思い出したことがあります。 その時の仕上げとしてキャンプ座間内のスポーツバーでビールを飲んでいた時に、探検主催者のるまさんから、「そう言えば観音崎灯台の残骸って最近どうなっているのか? 是非調査して。」 と依頼されていたのでした。

最近は人と話していたことも三歩歩くと忘れてしまいます。(笑)  思いだしただけでもすごいことです。(笑)

と言うことで忘れないうちに現場検証に行ってみましょう。


その前に復習。 観音崎灯台はヴェルニーの監督の下、明治初期に初代が完成しました。 八角形のレンガ造りです。 (はい、この辺りはよこすか検定に出ますよ。(笑))

その後、2代目が大正時代に作られたのですが、、、、、直後に関東大震災に見舞われ崩れ落ちてしまったのだとか。 その後に作られたのが現在の3代目灯台なのです。

で、その崩壊した2代目のパーツがそのまんま海岸に残っているのです。 復習は以上。






Photo_7

と言うことで観音崎の遊歩道に出動です。 

相変わらずここから見る東京湾の眺めは素晴らしいですね~。 羽田の34Lに着陸する旅客機も沢山この上空を通るんですよ。(笑)

るまさん依頼の残骸、この景色の中にあるのです。 足元をアップしてみると、、、、






Photo_8

おお~、明らかに人工のものらしい塊が! 

でも足元はちょっとした崖になっているので、まっすぐそこに行くことはできません。






Photo_9

現場から少し走水側に寄ったところに海岸に降りる小道があるので、そこからアプローチします。 

この砂場~岩場を歩いてこの先の角を曲がると、、、、






Photo_10

ありました! 2代目灯台の残骸です。

このデザインとサイズ、それと人一人が通れる位の穴から推定すると、灯台の最上部付近の構造物ですかね。 


本年の9月1日で、これができてその直後に崩壊してから89年となります。 その間ずっと潮の満ち引きに耐えてきたのですね~。 せめて遊歩道に看板を設置して後世に伝えてほしいものです。 



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コメント

ハロゲンさん、 こんにちは!
間近で見ると無言の迫力を感じます。 機会がありましたら是非ご覧ください!
確かに戦跡以外の遺構はさほど調査されていないかもしれませんね。 団長も今後のパトロールで気を付けて見るようにしたいと思います。

凄い!関東大震災ものですか
こんな貴重な残骸が90年間も放置されてるなんて!

観音崎から灯明堂辺りの海岸には、色々な残骸が転がっていますね
戦跡はその筋の人により詳しい調査や公開がされていますが
戦跡以外の残骸も調べてみるのも面白そうですね
今回のレポは特に歴史を感じました

るまさん、 こんにちは!
ホントにすごい地震だったんですね。 
でもこんな貴重なものがそのまま放置されているなんて本当にもったいないです。
ところで座間の反省会をそろそろ企画したいので、またご連絡しまーす。

やはりまだ残っていたのですね。
震災の時にドーンと崖から落ちて、
それから90年も雨風&波にさらられていたなんて・・・
2代目の悲哀を感じます。
調査、本当にありがとうございました!
これから暑くなるのでパトロール熱中症にはお気をつけ下さい。 るま

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