今一つありがたみのわからない天然記念物・諸磯隆起海岸
三崎・諸磯の住宅街の奥に天然記念物がひっそりと佇んでいます。
これ。 国指定の天然記念物である諸磯隆起海岸、です。
天然記念物と言うと、多くの人が見に来て、そのためにあちこちに道案内があって、というような光景を思い浮かべますが、ここは違うようです。
住宅街の隣に突然現れて、しかもこんな素朴な看板があるだけ。
入口を入ってもこんな光景。 三浦市内によくある小さな谷戸の風景で、拍子抜けです。
何が天然記念物に値するのでしょうか?
これです。 この地層が天然記念物らしい。 一見、三浦半島内ではよく見る地層のようにも思えるのですが。。。。。
地層の横には説明書きがありました。
それによると、層毎のポツポツの穴がそれぞれの時代に波打ち際だったことの証拠であり、過去に何回かに渡って隆起したことを示しているのだそうだ。 ほう。
そんな貴重な天然記念物の地層なのに、この古ぼけた看板ひとつ、しかも地層部分はなんの保護もされずに立入りも可能なんですよ。 このぞんざいな扱いを見るにつけこれがどれほどありがたいものなのか、団長のような地層素人には全く伝わってきませんぞ。
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コメント
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いかさとさん、 ども!
団長も地層素人ですが、丹那断層は面白そうですね。 Webの写真見たら結構ずれてます。 熱海方面へ行く機会があったら見に行ってみたいと思います。
投稿: 団長 | 2011年12月25日 (日) 10時31分
地層が天然記念物になってるのを北海道でも見ました。ワタシの2011年10月のブログで遊砂地という施設を紹介してますけど普段施錠されたその施設内にありましたのでブラリと見学できない事になります。
かなりお金のかかった解説板と保護の東家が設置されていましたが草ボーボーでほったらかしな感じでした。
さほど地層に興味あるわけではありませんが伊豆に丹那断層というのがあって、そのズレっぷりを無料で見学できるスポットがありオススメです。
投稿: いかさと | 2011年12月24日 (土) 11時58分