横須賀システム通信隊、実は動物園?
西浦賀のどん詰まり、燈明堂入口を過ぎて坂を登ったところに、横須賀システム通信隊、の敷地があります。 ここは自衛隊の通信網の一角を担う施設のようで、言うに及ばず立ち入り禁止地帯となっています。
丘の上の地域なのでさぞかし見晴らしがよいのでしょうが、残念ながら見ることはできません。 ただ別項のOHさんからコメントがあったように、近い将来この土地が横須賀市に返還されるとのことで、返還後はどの様に利用されるのか今から楽しみにして待ちたいと思います。
さてこの通信施設、ただのアンテナ設置地域ではありません。 実は恐怖の動物園でもありました。。。。。
これが入口の様子。 両側が高い壁+有刺鉄線、頑丈そうな鉄条門、でがっちりガードされています。
おまけにゲートに近づいたら犬の鳴き声がうるさいの何のって。
で、看板をみると案の定怖そうな犬が放ってあるようです。 大矢部の弾薬庫と一緒ですね。
(しかしこの看板、1では入っちゃいけないって言っているのに、3では入っちゃうことを前提にしているようで、なんかへん!(笑) しかもフォントサイズが徐々に大きくなるのは何の意味があるんだろう?)
これが警備犬君。 まさか君、津久井の学校卒業じゃないだろうね?(笑)
この犬、最初はうるさかったものの、2-3度通ううちに団長になれてきたのか、吠えなくなってしまいました。(笑) 大丈夫かい?(笑)
でたーっ! まむし!
この日は残念ながら現物に会うことはできませんでした。(笑)
しかしここ、怖い警備犬とマムシ、恐怖の動物園状態ですね~。
肝心のアンテナですが、2本の鉄塔の間を鉄線が結ぶ、と言う構成になっていて、これは長波用? 街中ではあまり見かけない形状です。
海側からだと逆光で見えづらかったので、表に回ってみると、、、
こんな感じ。
横須賀市に返還するならば、是非今の施設のまま返してもらうよう交渉してほしいものです。 空中に張り巡らせられたこのアンテナ、近くで見るときっとこれまで見たこともないような浮遊感が味わえて、砲台跡と共に観光客が呼ぶネタになると思うのですが、いかがでしょうか? 吉田市長!
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コメント
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海上自衛隊千代ヶ崎送信所ですね。市原送信所のバックアップとして設置されていました。45年程前に大学の紹介で、さる会社に入社したが、初仕事でこのアンテナタワー磨きをさせられた。こんな会社には一時も居たくないので5日間で退職しました。残念ながらこのアンテナは2010年頃に廃止された様です。
投稿: max | 2020年2月22日 (土) 00時23分