フォト
2022年7月
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31            

最近のトラックバック

無料ブログはココログ

« 聖地巡礼 ~京急ファミリー鉄道フェスタ2009~ | トップページ | これでいいのか? 道路工事の英語コーション »

2009年5月26日 (火)

川底マンホール

さてue chanさんからの指令、田浦梅林入口付近の川底をチェックせよ、ですが、週末の天候もあって現地調査に随分と時間が掛かってしまいました。 

今回は命に関わる物件ではないらしいとの事で(笑)、夏のような天気になった土曜日に気楽に出かけてみました。 田浦梅林は何度も登った事があるのに、登るときは梅林の方に気が向いているので、川の事まで気が回った事はありませんでした。 常に周囲に目を光らせる、パトロールの基本ですが、今後は気を付けないといけませんね。



Photo_6

さてこれが現場です。

一目で変な光景が飛び込んできました。 川底にマンホールのフタですよ。 水無し川なら話はわかりますが、水の流れているれっきとした川の底にフタがあるって言うのはいかにも変です。



Photo_7

しかーも、一箇所じゃないんです。 ずーっと上流まで続いていて、こんな自然っぽい所までフタがあるって言う事は、設置されたのは随分と古いんでしょうね。



Photo_8

更に上流に行くと、こんな3段式のフタまであります。

さて、今回の命題はフタの存在もそうですが、なぜこんな所に設置したのか、って事ですね。 その為にはまずこのフタが何のフタなのか、探らないと行けません。 マンホールのフタと言っても、上水、汚水、電気系、貯水、色々ありますので、それを特定する事ができれば何かしらの想像が膨らみそうです。



Photo_9

3段式フタからちょっと上に行くと、水面上に露出しているフタがありました。

このフタの真ん中の御紋は、、、、、

そう、あれです。 横須賀の汚水マンホールのフタです。



Photo_10

その証拠に、近くの路上にあったフタを見てみると、同じ御紋があって、その右下には、”おすい” って書いてありますね。



Photo_11

ちなみにこれは近くにあった消火栓用・貯水用のフタです。 御紋がありません。

さて、本題に戻ると、、、 川底にあったマンホールのフタは汚水用だった事から想像するに、

1,これができる前は川に家庭排水、トイレなどぜーんぶ流していた。

2,上流に集合住宅ができるに連れ、さすがに流しっぱなしじゃいかんということになり汚水管を敷設したが、川の水もちょろちょろだし、この際雨水と汚水一緒に流しちゃえ、ってな感じで、全てを地中の管に流した。 

ここから先はシナリオが2つあって、

3A、しかし住宅が更に増えるに連れ、管のキャパが一杯になって溢れるようになり、結局雨水は管に流さないようにして、川が復活した。

3B、しかし川の形は残っているのに、川がないんじゃ風情がないのう、ってなことで、やっぱり雨水だけは管に流さないようにしようってことになり、川が復活した。 

実際はどうなんでしょうねぇ。 上記2はちょっとムリがあるかなぁ。 煮え切らないなぁ。

いずれにしても今ではホタルを見る事のできる川になってるってことです。

« 聖地巡礼 ~京急ファミリー鉄道フェスタ2009~ | トップページ | これでいいのか? 道路工事の英語コーション »

探険」カテゴリの記事

謎の光景」カテゴリの記事

コメント

猫の寝姿さん、ひでさん、

新情報ありがとうございました。 するってぇと、これって結構横須賀スタンダードだったりする可能性がありますね。 
カメラの修理が終わったら両地点とも確認して、これの背景を探っていきたいと思います。

浦賀6丁目にもありますよ

うーん、あいにく下水にはそれほど詳しくなく(上水もですが・・)
よく解りません。

実は、あのラナバウトの近くにも川底マンホールがあったりします。。。。。。。。。

団長 早速の調査(それも結構詳しい!!) ありがとうございます どっちも汚水なんですよねーーー
ほんと 不思議 何も川底に作らなくても・・・・・・下水に詳しい方 頼みます
ひでさん  j-jさん  どーですかーーー

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 川底マンホール:

« 聖地巡礼 ~京急ファミリー鉄道フェスタ2009~ | トップページ | これでいいのか? 道路工事の英語コーション »