浦賀ドック見学
さて今日は、団長の日頃の活動が認められたのか、横須賀市から浦賀ドックの見学会に招待されました。(本当は見学会に申し込んだ、が正解。(笑))
これが上から見たドック。 思ったより大きい。 向こう側のついたての外側は海で、水圧でもって閉まっているんだそうです。
平成14年に東京湾フェリーのしらはま丸がここで点検修理したときの写真。 これが浦賀ドックの最後の仕事だったとか。
船を入れる前に注水作業があって、これに4時間くらいかかったらしい。 で一旦ドックに船が進入した後はポンプで水を抜くんだけど、こっちは3時間から3時間半しかかかんないんだって。 素人的にはなんか逆のような、注水の方があっという間にできそうな気もするんだけど、どうなっているんでしょう??
大きい船が入った分、排水する量は少なくて済むって事なんでしょうね、きっと。
これが煉瓦積みの様子。 この積み方をフランス積み、と言うのだそうだ。 横縦横・・・・って積んで行く方式。 当時から日本ではイギリス積み(横横横・・・で、次の段を縦縦縦・・・)がほとんどだったんだけど、ここと横須賀の米軍キャンプ内にあるドックはフランス積みなんだって。
これは当時の技術導入がフランスから行われて、横須賀の技術者達はフランス語で授業を受けていたんだそうです。 すごいなあ。 そんな影響もあって煉瓦はフランス積みなんだそうだ。 へえ~x10。
ところでフランス積み、って言うと煉瓦積み専門家はゴルァ!と怒るそうです。 正確にはフランドール積み、だそうですから怒られないように気を付けましょう。(フランドール地方の積み方ってこと。)
これがポンプ室内部の天井。 名前は忘れちゃったけど、ナントカ組み、っていう昔ながらの美しい組方ですねえ。
工場内で最も古いクレーンは、操縦室の囲いが木製?
平成15年に閉鎖したとのことで、広い工場内はガラーンとしてましたが、それがかえって巨大さを強調してて、貴重な体験でした。
市ではこの産業遺産を活かして、公園などに整備する意向だそうです。 浦賀駅前の一等地だし、海と合わせてうまく活用できるといいかも、です。
ドックから浦賀湾を望む。 ちょうど浦賀の渡しが渡っていました。 このひょろ長い湾にしらはま丸が入って来たなんて、見てみたかったなあ。
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